グッド・ビジネス・アワード ブランプリは「地歴地図とネットのハイブリッド」 | RBB TODAY

グッド・ビジネス・アワード ブランプリは「地歴地図とネットのハイブリッド」

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グッド・ビジネス・アワード
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  • 小島豊美さん
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  • 赤池学審査員長と小島豊美さん
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  • 赤池学審査員長
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 中小企業庁の委託業務として運営する、中小企業・小規模事業者向け支援ポータルサイト「ミラサポ」は、全国の中小企業・小規模事業者から新しいビジネスアイディアを募集。そのビジネスの具現化をサポートする「グッド・ビジネス・アワード」のグランプリが、1月23日、東京・京橋の会場で発表された。

 このグッド・ビジネス・アワードは、中小企業が発信するアイディアや知恵で日本を元気にすることを目的に、5つのテーマを設定し応募を受け付け、事業者から寄せられた176案件を対象に、一次選考、二次選考を経て、ファイナリスト5案件を各部門より1案件ずつ選出した。

 ファイナリストは、住「あんしん」ビジネス=西村邦裕さん「Chrovis」、食「ごはん」ビジネス=黒澤法導さん「美味認定」、匠「ものづくり」ビジネス=三澤誠さん「花満開プロジェクト~奥出雲から世界へ」、楽「おもてなし」ビジネス=小島豊美さん「地歴を伝えて温故創新で都市地域の観光活性おもてなし多言語対応SNS」、学「まなび」ビジネス=長谷部光伸さん「障害者アートヴィレッジ(障害者芸術村)の創設。」の5人。

 この5人のプレゼンテーションを経て、赤池学氏(ユニバーサルデザイン総合研究所・所長)、吉本和彦氏(フィデアホールディングス・取締役代表執行役副社長)、吉水由美子氏(伊藤忠ファッションシステム・マーケティングクリエーションBU マーケティングディレクター)、橋本隆志氏(八代目儀兵衛・代表取締役社長)の4人が審査。

 グランプリに、小島豊美さんの「地歴を伝えて温故創新で都市地域の観光活性おもてなし多言語対応SNS」が選出された。

 小島さんのアイデアは、地歴地図に位置情報を付けて、インバウンドまでを視野に入れた都市観光のSNSビジネスを展開するというもの。プレゼンテーションでは、かつて存在した紀州徳川家中屋敷(紀州家)、尾張徳川家中屋敷(尾州家)、彦根井伊家中屋敷(井伊家)が記された古地図を表示。「この頭文字をとっていまある紀尾井町となった。こういうことが意外と知られていない」と語っていた。

 小島さんは受賞後、「私は東京に生まれ、東京で育ち、東京という土地が豊かな文化を持っていることに誇りをもっている。しかし、その豊かさを知っている人は非常に少ない。インターネット時代、古地図情報などがネットとひも付けされることで、東京の豊かさを伝えられるようになり、これらを見た人たちの普段からの心持ちが変わればいいと思っている。構想から発表まで8年間、頑張ってきた。いまある古地図のデータはまだ未完成。これからも頑張りたい」と抱負を語った。

 また、審査員長である赤池氏は、「小島さんのアイディアには情熱を感じた。ベンチャー企業にとって、情熱は重要。今後は、商店街やカーナビなどと連携していくと、ビジネスとして発展していくと感じた。今後は、単なる賞取りのための賞としてではなく、最終選考にノミネートされた53の事業案件を、「即効力に富むもの」「中長期で育てるもの」に整理し、支援を表明している推進パートナー企業と共に、そのインパクトある事業化をかたちにしていきたい」とコメントしていた。
《大野雅人》

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