ハッピーソックス創業者ミカエル・ソーデリン2/2…靴下から広がるハッピープロジェクト【INTERVIEW】 | RBB TODAY

ハッピーソックス創業者ミカエル・ソーデリン2/2…靴下から広がるハッピープロジェクト【INTERVIEW】

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ミカエル・ソーデリン氏
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  • ハッピーソックス13-14コレクション
  • ミカエル・ソーデリン氏
  • ハッピーソックス新宿ルミネ店
  • ポケットコレクションはソックス以外のアイテムを展開する
  • デビッド・ラシャペルとのコラボレーションコレクション
  • デビッド・ラシャペルとのコラボレーションコレクション
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――コレクションの中ではコラボレーションもたくさんなさっていますね。

コラボレーションの醍醐味は、楽しむこと。アーティストとのコラボレーションは、彼らがハッピーソックスから感じ取るイメージを膨らませて、それからハッピーソックスの柄を別のプロダクトに取り入れるというようなこともします。私達はクリエーティブなので、新しいことが大好きなんです。

最初にお話したように、皆に良い気分になって欲しい。例えば、朝起きてカラフルなソックスを履く時、その日の気分で選ぶでしょう?ピンクの気分?赤の気分?それとも青?というように、ソックスを選ぶのは、ちょっとした楽しみになると思うんです。この楽しみは、ソックスだけではなくても得られるもの。つまりコラボレーションしたアイテムで、ということですね。

――コラボレーションで組む相手が、アーティストだったり、伝統的な企業だったりと幅広いですね。

様々な企業からコラボレーションのリクエストが来ます。例えば、日本に来て「この人は国内で活躍中のアーティストだから、連絡を取ってみるといいですよ」と言われれば、まずメールします。そうやってたくさんの人とやり取りをして、会って一緒にランチを取って話したりして、じゃあ何か一緒にやりましょう、ということになる。やり取りを始める時は、仕事につながるかどうか分かりません。よし、やりましょう、という話になって、その辺の紙にデザインのアイデアを描いたりするんです。

デビッド・ラシャペルの場合は、彼の写真やアートがすごく好きで、一緒に何かできたらおもしろそうだなと思ってメールしたんです。あとは待つだけ。特にフォローアップもしません。なぜかというと、ぜひ一緒にプロジェクトをしましょう、というような形で始めてしまうと、コラボレーションが型にはまってしまう。それじゃ、つまらないでしょう。面白いものにするためには話をすること。ビールを飲みながらだと更に楽しくなりますね(笑)。ミュージシャンのマイク・スノウも同じ。彼の音楽が好きだったので、メールを送ってみました。

2ヶ月後くらいに返事が来ることもあるし、全く返事がこない人もいる。興味を持てなかったらこちらが返事を出さないこともあります(笑)。だから、コラボレーションを進めていくのは、とても有機的な作業ですね。

――独自のクリエーティビティーは、ソックスだけでなく別のアイテムでも発揮されていますね。

ポケットコレクションは私達にとってはコラボレーションですが、他のブランドにとってソックスはアクセサリーです。ハッピーソックスは、逆。例えば、朝起きて下着を身につけてソックスをはいたら、コーヒーをいれに行く。じゃあ、コーヒーのマグにソックスの柄があったら面白いかな、歯ブラシがソックスとおそろいだったらというように、毎日使うありふれたものをデザインして取り入れて、楽しい気分を作りたいですね。

――日本では新宿ルミネにショップがオープンしました。

ルミネはパルコなど、若者、年配の方、ビジネスマン、ファッションに敏感な人、様々な属性の人が行き交う場所はハッピーソックスそのものです。デザイン、カラー、ハッピーソックスはすべての人のためにあるんです。

――これから日本でどのように展開していこうと考えていますか?

ハッピーソックスを気に入ってもらえる限り、どんどん展開させていきたいと思っています。ビッグターミナルに3店舗オープンしたことで、出店のオファーが殺到して、とてもありがたい状況です。

――特に日本人はカラーに飢えているところもあるように思います。

私もそう思います。この4年半の間に日本を行き来していますが、2年くらい前から日本の街には笑顔が増えたと思いますし、ファッションもカラフルになってきました。日本人からはいつもポジティブなイメージを受けますが、更にポジティブになったと感じます。

――2013年秋冬のコレクションについてうかがえますか。

私のお気に入りはこのペイズリー柄。ヴィクターのおばあちゃんの家にカウチがあって、その生地からインスピレーションを受けたそうです。ヴィクターはファッションよりも建築や家具、毎日の暮らしの中からインスピレーションを得ているんです。

――一番売れている国は?

アメリカです。とても大きな代理店があるんです。それにデザインソックスを身につけることがアメリカ人にとって新鮮だったのだと思います。アメリカといえばスポーツソックスでしたからね(笑)。話題になるのも早かったのでしょう。

――トム・ブラウンが「男性のボトムの裾から見えるソックスは、女性の胸の谷間みたいなもの」と言っていましたが、アメリカで人気が出たのもその辺りに理由がありそうですね。

男性がソックスを見せる機会なんてありませんでしたからね。でも今は弁護士や銀行員などのエリートがハッピーソックスのカラフルなデザインソックスをはいています。

――日本の銀行ではまだそこまでは行っていませんね。トム・ブラウンさえ難しいと思います(笑)。

ハッピーソックス創業者ミカエル・ソーデリン2/2--靴下から広がるハッピープロジェクト【INTERVIEW】

《飯塚りえ》

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