若田宇宙飛行士ら乗せて、ソユーズ打ち上げ成功 | RBB TODAY

若田宇宙飛行士ら乗せて、ソユーズ打ち上げ成功

ブロードバンド テクノロジー

ソユーズTMA-11M宇宙船(37S)打ち上げ(11月7日) (c) Getty Images
  • ソユーズTMA-11M宇宙船(37S)打ち上げ(11月7日) (c) Getty Images
  • ソユーズTMA-11M宇宙船(37S)に乗り込むクルー(11月7日) (c) Getty Images
  • バイコヌール宇宙基地内の博物館を訪れ、サインを残す若田宇宙飛行士(11月3日) (c) JAXA/GCTC
  • ユーリ・ガガーリン宇宙飛行士が打上げ前日に宿泊したコテージの前で記念撮影をする若田、マストラキオ両宇宙飛行士(11月3日) (c) JAXA/NASA/Victor Zelentsov
  • ソチオリンピックのトーチがISSへ運ばれる。船外活動に同行する予定(11月6日) (c) NASA/Bill Ingalls
 若田宇宙飛行士らが搭乗するソユーズTMA-11M宇宙船(37S)が、予定時刻の日本時間11月7日午後1時14分(現地時間11月7日午前10時14分)、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられた。国際宇宙ステーション(ISS)までの所要時間は約6時間。

 若田宇宙飛行士は、第38次/第39次長期滞在クルーとしてISSに長期滞在する。若田宇宙飛行士は、第38次長期滞在ではフライトエンジニアとして、ISSの運用、「きぼう」日本実験棟を含むISS各施設のシステム運用、日本および国際パートナーの科学実験をはじめとする宇宙環境の利用に重点をおいた活動などを行なう。

 ISS滞在の後半となる第39次長期滞在では、日本人初となるコマンダー(船長)を務める。コマンダーは、ISS滞在中のクルー全体の指揮官とし て1名任命され、ミッション実施の司令塔、クルーの作業状況や健康状態の把握、緊急事態における状況の把握と一時措置の対応などに責任をもつ。コマンダーとして滞在前の訓練から仲間のクルーをけん引している。

 コマンダーの任務は指揮官としての任務のほか、実験運用に係る任務、ロボティクス運用に係る任務、システム運用に係る任務などがある。

 実験運用に係る任務では、「きぼう」日本実験棟の実験運用をとりまとめるとともに、「コロンバス」(欧州実験棟)および「デスティニー」(米国実験棟)での実験運用も行なう。ロボティクス運用に係る任務では、ロボティクスの専門技術者として、超小型衛星を放出する。また、シグナス補給船やドラゴン補給船のISS到着時におけるロボットアーム操作作業にも関わる。システム運用では、米国、ロシア、欧州宇宙機関(ESA)、日本の各モジュールから構成される、ISSシステムの運用・維持管理を行なう。その他の任務として、ISSに結合した補給船の物資運搬や収納・管理などの作業、ソユーズ宇宙船で到着するISSの交代クルーへの業務引継ぎなど、様々な作業がある。

 若田宇宙飛行士の滞在予定期間は約6か月で、2014年5月に地球へ帰還する。
《高木啓》

特集

page top