【Diet&Beauty 2013 vol.7】星野リゾート社長・星野氏が、スパ専門家と日本型のスパを考える | RBB TODAY
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【Diet&Beauty 2013 vol.7】星野リゾート社長・星野氏が、スパ専門家と日本型のスパを考える

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セミナーイベントの様子
  • セミナーイベントの様子
  • 星野リゾートの代表取締役である星野佳路氏
  • 三井情報株式会社 総合研究所R&Dセンターのスパ専門家である丸山智規氏
  • 丸山智規氏によるセミナー資料
  • 星野リゾートが運営する施設を丸山氏が体験し、その体重変化を数値化したもの
  • 丸山氏の体験を、脳波の変化で数値化したもの
  • 丸山氏が行ったアンケート項目
  • アンケートに答えた人の情報
 東京ビッグサイトにて、9月9日から11日まで開催されている、美と健康の展示会「ダイエット&ビューティーフェア2013」の会場では、さまざまなセミナーイベントが実施されている。

 イベント2日目となる、本日9月10日に行われたセミナーのうち、特別プログラムとして、星野リゾートの代表取締役である星野佳路氏と、三井情報株式会社 総合研究所R&Dセンターのスパ専門家である丸山智規氏による対談イベントが企画された。

 対談のテーマタイトルは、「日本型デスティネーションスパへの挑戦 ~求められるコイノベーションの姿」。倒産寸前の旅館やリゾート施設などを買収し、数年間で、みごと再生させるという、その手腕ぶりで話題を集める星野氏が、日本型のスパについてどのような持論を展開するのか、その内容に注目が集まった。

 セミナーのステージ上には、丸山氏が準備した調査データや実体験した情報をもとにつくられた資料や写真がプロジェクターで映し出され、各話題ごとに、丸山氏が星野氏に意見を求める、対談スタイルでセミナーが進行していく。

 これまで、日本各地の宿泊施設などを再生している星野リゾートが、今後海外に進出するとしたら、どのようなことを重要視すべきなのか。それを考える情報材料として、丸山氏は、“スパ”や“デスティネーションスパ”について説明したり、スパの価値や収益源となるもの、海外で成功しているデスティネーションスパ施設のサービス事例などを紹介。

 星野氏は、『海外のスパが成功しているポイントのひとつは、いわゆる“メディカルツーリズム”と同じなのではないか』とコメント。

 つまり、自国で体験すると高価格になるものが、他国だと同等のレベルで、しかも安価に体験することができるという、そういったサービスを、日本型のスパとして成立させることが、重要になるのではないかという。また、日本型のスパとして、日本各地ならではの、地域らしさを出すことが大事であり、独自の物販物などを新たに作り出すのではなく、古くからある施術などのクオリティを高め、最適な方法でアピールするのが良いのではないかと話した。

 最後に、丸山氏は「旅先でのスパに望むものは何?」というテーマで、スパ運営者やリゾート施設業者、雑誌編集者、テレビ局関係者、公共機関関係者、医師といった18名にアンケートを実施したことを発表。その項目は「お客様が求めるベネフィットは何?」、「旅先(日本)ならではの「差別化要素は何?」、「集客に向けて何をすべき?」という3つの項目であり、丸山氏は星野氏に、アンケート結果の答えを尋ねた。

 星野氏は、ひとつ目の答えを「痩せたい気持ち」と答え、ふたつ目は「温泉、食事、地域らしさ」、最後の三つ目は「雑誌を見た、行ってみたいと思った、価格」と回答。以下では、実際のアンケート結果として項目1の結果を紹介する。

 ■丸山氏が実施したアンケートの回答結果
 項目1/お客様が求めるベネフィットは何?
 1位:日常では得難い旅先ならではの「非日常的体験」 
 2位:ウェルネス・プログラムによる効果
    生活習慣の見直し・健康美づくりへの学び
    例、ヨガや運動、食療、タラソなどによって痩せる、体質改善など
 3位:心を休める時間/心身のバランス(浄化再生)
    疲労回復/(五感の総合的)リラックス
 4位:気持ちに活力/楽しいと思う瞬間/生まれ変わる様な体験
   (アクティビティなどによる)リフレッシュ

 このほか、セミナーでは、星野リゾートが運営する施設を丸山氏が実際に体験し、その効果のほどを、体重や体脂肪率の変化、さらには脳波の変化状況を数値として発表していた。
《ダイエットクラブ編集部》
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