假屋崎省吾、華道歴30周年記念して個展&トークショー開催 | RBB TODAY
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假屋崎省吾、華道歴30周年記念して個展&トークショー開催

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自らデザイン・プロデュースした色打ち掛けの前に立つ假屋崎省吾氏
  • 自らデザイン・プロデュースした色打ち掛けの前に立つ假屋崎省吾氏
  • 着物はすべて京朋の制作
  • ひまわりを上手下手に大胆に配した作品
  • 三越の秘蔵コレクションの歌舞伎衣装、六世尾上菊五郎(〜1946)が演じた助六・揚巻の衣装。黒繻子地正月飾模様縫打ち掛け
  • 十世市川團十郎(〜1956年)所用の白斜子鯉の瀧上り模様先縫着付
  • 着物はすべて京朋の制作
  • 自身でデザイン・プロデュースした色打掛が花と共に会場を華やかに彩る
  • 初日のトークショーでの假屋崎省吾氏
華道家・假屋崎省吾の30年間の軌跡を展示する「華道歴30周年記念假屋崎省吾の世界展」が日本橋三越本店で8月7日スタートし、それに伴ったデモンストレーション&トークショーが行われた。

今回は三越での個展開催10周年となる假屋崎自身がデザイン・プロデュースする着物も花器と共に特別展示され、更に三越創業340周年のアニバーサリーを記念する展覧会であることから、三越所蔵の貴重な歌舞伎衣装も公開されている。

“ 8・7(はな)”の日であるこの日、假屋崎は日本橋三越本店の1階中央階段前に登場し、大勢の観客を前に次々と花を生けつつ、手を止めることなくトークを展開。

「展示の準備に今日の明け方4時までかかったけれど、そのエネルギーは花のエネルギーをいつも感じているからだととつくづく思う」と今年54歳の假屋崎氏。デモンストレーションでは、ドイツで品種改良され、自身の名前がついたピンク色の薔薇「ショウゴエレガン」も紹介され、「この薔薇は普通の2倍の花びらがあるうえ、2倍長持ちするとても経済的な花」と会場を和ませ、終始ジョークを盛り込んだトークを展開した。

假屋崎省吾は「美をつむぎ出す手を持つ人」と美輪明宏に評され、近年ではフランスの「プティ・パレ宮殿」やヴァンセンヌの森「パリ花公園」で個展を開催するなど、国際的にも高い評価を得ている日本を代表する華道家。

個展は8月19日まで日本橋三越本店の新館7階ギャラリーで行われ、期間中、随時デモンストレーション&トークショーが本館1階の中央ホールにて無料で開催される。


【イベント情報】
デモンストレーション&トークショー
場所:日本橋三越本店1階中央ホール
日時:8月8・9・12・13日午前11時から/午後2時から
    8月10日午前11時から
    8月11日午前11時から/午後1時から/午後3時15分から
入場無料

假屋崎省吾が華道歴30周年を記念し日本橋三越本店で個展、トークショー開催

《奥麻里奈》
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