“本”という文化を守ったドキュメンタリー「疎開した40万冊の図書」、終戦記念日にトークショー付で上映 | RBB TODAY
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“本”という文化を守ったドキュメンタリー「疎開した40万冊の図書」、終戦記念日にトークショー付で上映

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 戦時下に“本”という文化を疎開させた人たちを描いたドキュメンタリー映画「疎開した40万冊の図書」が、8月15日の終戦記念日にトークショー付きで上映される。

 同作は、蔵書や歴史的価値の高い文献、図書を日比谷図書館から50キロ離れた奥多摩や埼玉県志木市に運び、東京大空襲から文化を守ったという本の疎開をテーマにしたドキュメンタリー映画。40万という数の図書の疎開。この指示を出したのが当時日比谷図書館の館長だった中田邦造氏。運んだのは都立一中(現日比谷高校)、高輪商業(現高輪商業高校)の学生たち。映画では、本を疎開させた学生や作家の阿刀田高氏、早乙女勝元氏らの証言で当時を振り返る。ナレーションは俳優の長塚京三氏が務める。

 8月15日のトークショーには、早乙女勝元氏、長塚京三氏、金高謙二監督らが登壇予定。監督は、「8月15日の上映は、終戦記念日という日本人には、忘れてはならない日の上映であり、この日に平和の尊さ、文化の継承という大きな課題を含んだ映画を上映できることに感慨を覚える」と語っている。
《白石 雄太》
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