SDNでは、OpenFlowという標準プロトコルを用いて、この多様な機器による多彩なネットワークの制御方式を標準化しようとしています。OpenFlowは、最初は特にDC内のネットワークに使われるイーサスイッチのような機器での採用が中心でしたが、最近ではメトロや基幹ネットワークを作るWAN用の機器や、POTS(PacketOptical Transport System)と呼ばれる光伝送装置にも採用されつつあります。これによって、異なるネットワークの制御システム間の境界を無くし、全体を統一的に管理運用する事が出来るようにすることで、NaaSが実現するのです。