“絵本になったら子供に読ませたい偉人”、1位は宮崎駿……「子どもの絵本と教育に関する調査」 2ページ目 | RBB TODAY
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“絵本になったら子供に読ませたい偉人”、1位は宮崎駿……「子どもの絵本と教育に関する調査」

エンタメ 調査
現在どれくらいの頻度で絵本の読み聞かせをしているか
  • 現在どれくらいの頻度で絵本の読み聞かせをしているか
  • 現在どれくらいの頻度で絵本の読み聞かせをしているか(自己の経験を踏まえて)
  • 子どもの頃に両親から絵本の読み聞かせをしてもらった割合
  • 絵本の読み聞かせに期待すること
  • その後の人格形成や性格、能力の発達などにどの程度影響を与えるか
  • 今後読ませたい絵本
  • 絵本アプリへの期待
  • 購入してみたい未来の絵本
■デジタル時代の未来の絵本像

 また、最近ではスマートフォンやタブレット端末で絵本を楽しめる絵本アプリがある。「今後このようなアプリを使用したいと思うか」を聞いたところ、利用意向率(「非常に利用したいと思う」と「やや利用したいと思う」の合計)は30.6%と3割だった。年代別にみると、若いパパ・ママの方がデジタル絵本に抵抗がなく、利用意向率は20代では44.4%と高かった。「未来の絵本としてどのような絵本を購入してみたいと思うか」を聞いたところ、もっとも多かったのは「読むたびにストーリーが変化するデジタル絵本」で40.4%、以下、「効果音や音楽が流れるデジタル絵本」35.9%、「絵本のなかの絵を触ると動かせるデジタル絵本」34.7%、「物語の主人公を自分の子どもに変更できるデジタル絵本」33.6%が続いた。

 年代別にみると、20代のパパ・ママでは、「自分でストーリーを組み立てられる絵本」36.1%、「絵本の登場人物と会話ができるようなデジタル絵本」34.7%、「匂いを再現できるデジタル絵本」27.8%、「グーグルグラスを利用して絵本のなかに入っている感覚が味わえるデジタル絵本」26.4%、「閲読履歴からおすすめを提案してくれるデジタル絵本」23.6%など、多くの絵本で他の年代のパパ・ママよりも期待が高く、特に「AR(拡張現実)で現実世界とリンクするデジタル絵本」が27.8%で、他の年代との差が顕著になった。

 延長として、「デジタル教科書」についても質問。期待できることを聞いたところ、「映像や音声なども使用でき、わかりやすくなる」が55.7%でもっとも多く、僅差で「語学の授業などで正しい発音を音声で聞ける」が55.6%となった。

 次に、教育シーンにおけるいろいろな教材やツールを挙げ、それらの電子化に賛成か反対か聞きました。調査項目のなかで比較的「賛成」が高くなったのは連絡帳で、【幼稚園・保育園の連絡帳】では33.4%、【小学校の連絡帳】では35.9%が「賛成」だった。しかし、教材や黒板などは電子化に反対という意見が多く、「反対」としたのは【幼稚園・保育園の絵本などの教材】では54.9%、【小学校の教科書】では54.6%、【小学校の黒板】では40.8%になっている。

 最後に、教育制度や小学校入学前の教育内容についても賛否を聞いた。まず、教育制度についてみていくと、【幼稚園・保育園などの幼児教育の無償化】では「賛成」83.4%、「反対」4.9%と賛成派が圧倒的となりましたが、【小学校7年制(義務教育の1年前倒し5歳から小学生に)】では「賛成」23.9%、「反対」36.4%と反対派の方が多かった。また、現在、小学校5、6年で行われている“外国語活動”を正式な教科に格上げする【小学校英語「教科化」】については「賛成」67.9%、「反対」9.9%と大半が賛成派となった。
《冨岡晶》
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