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KDDIとコロプラ、位置情報ビッグデータを利用した観光分析の実験を開始

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流入経路別来訪者数・来訪者構成比レポートイメージ
  • 流入経路別来訪者数・来訪者構成比レポートイメージ
  • 市区町村別平均滞在時間 (昼間) マップイメージ
 KDDIとコロプラは18日、位置情報ビッグデータを観光支援や地域振興に活用する、“観光動態分析”の実証実験を開始した。2013年9月末まで実施の予定。

 三重県伊勢市、埼玉県、徳島県の3自治体と協力し、観光客の位置情報ビッグデータをもとに、その移動・滞在傾向を分析・活用する。具体的には、観光エリアへの流入経路や利用した交通手段の傾向を分析し、より安心かつ快適に観光を楽しめる交通環境整備へ活用したり、観光エリアの周辺地域を含めた人口動態を分析し、レジャー・宿泊施設の整備へ活用することを目指す。

 個人が特定できない形式に加工した上で、第三者に提供することに同意したauスマートフォンユーザーの情報を取得。KDDIは、分析に必要な位置情報データのみを抽出し、誰の情報であるかわからない形式へ加工(位置情報とユーザーの紐づけキーのハッシュ化、位置情報の時間的空間的メッシュ化など)し、コロプラへ提供する。コロプラは授受したデータを統計的に分析し、レポート化し協力自治体へ提供する。

 従来は把握困難だった観光客の移動傾向を、統計的調査・分析を行うことで、観光振興計画の策定や地域経済活性化に活かすのが狙いだ。
《冨岡晶》
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