【Interop 2013 Vol.47】スマホやタブレットで高負荷のオンラインゲームを楽しめる……データホテルのクラウドゲーミング | RBB TODAY

【Interop 2013 Vol.47】スマホやタブレットで高負荷のオンラインゲームを楽しめる……データホテルのクラウドゲーミング

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タブレット端末でのデモンストレーション。ゲームは「レゴ バットマン」
  • タブレット端末でのデモンストレーション。ゲームは「レゴ バットマン」
  • データホテルのブース
  • ゲームを楽しめるクラウドゲーミング・プラットフォーム
  • ノートPCでのデモンストレーション。GPUボードを搭載していないマシンでもOK
  • 同社のブースにて、ゲームをプレイ中。どんな端末でも手軽に遊べる
  • データホテル(Interop Tokyo 2013)
 インターネット・インフラに特化し、マネージド事業、クラウド、データセンタ、ネットワークなどの事業を多岐に展開するデータホテルのブースでは、「クラウドゲーミング・プラットフォーム」が紹介されていた。これはクラウドゲーミング技術をもつubitusとデータホテルが提携して展開するもの。

 クラウドゲーミング・プラットフォームとは、サーバ上でゲームを実行させ、クライアント端末側にネット経由でストリーミングを流してゲームプレイ環境を実現させる仕組み。簡単にいうと「シンクライアントのゲーム版」のようなイメージと考えればよい。ゲームパッドのキー操作などは、常駐しているクライアントソフトによってサーバ側に送られる。

 同社の三輪芳久氏(アライアンス戦略推進室シニアマネージャー/室長)によれば、「これまでGPUボード搭載のPCでプレイしていた負荷のかかるゲームでも容易に動作できるというメリットがあります。基本的に映像を配信しているので、ゲーム操作が可能なコントローラとスマートTVのように映像を表示できる環境があれば、特に端末を選らびません。従来のゲーム端末に比べて高い処理性能を持たないタブレット端末などで、同じゲームを一緒にプレイするという新しいゲームスタイルに発展する可能性があります」とのこと。

 ユーザー側だけでなく、ゲームメーカー側にもメリットがある。クラウドゲーミングを採用することで、ゲーム端末側の実行環境の互換性や、ゲームの不正コピーを気にする必要がなくなるからだ。クラウド上にあるゲームプログラムを更新するだけでアップデートが完了するため、多くのユーザーへの対応も容易になる。 ただしストリーミング配信であるため、画質が良くなれば、それなりの帯域は必要だ。たとえば、この仕組みでは映像もフルHDに対応しているが、タブレットの場合だと1.5Mbps、PCだと3~4Mbpsぐらいの帯域は要るという。ゲームの種類にもよるが、1台のサーバに接続できるクライントの上限は決まってくる。多数のプレイヤーが参加するネットワーク対戦などの場合には複数サーバでの運用となる。

 この技術自体は以前からあったもので、同社では2年ぐらい前からクラウドゲーミングを進めてきた。これまでNTTドコモの「ジークラウド」(現在は「GameNow」にリニューアル)内で、NHN JapanのオンラインアクションRPG「ドラゴンネスト」とセガの「ソニックアドベンチャーDX」を配信していた。現在は「GameNow」にて、日本ファルコムの「イースI 完全版」などを配信中だという。

 なお、データホテルの「Cloud Gaming Platform」はInterop 2013 「Best of Show Award」のクラウドプラットフォーム部門においてグランプリを受賞している。

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《井上猛雄》

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