メルー・ネットワークスはInteropにて、いわゆる第4世代にあたる無線LANを運用できるアクセスポイントやコントローラーの展示を行った。 第4世代の無線LANでは同じエリア内にあるアクセスポイントとデバイス間の通信を、すべてコントローラーで制御。全アクセスポイントで同じチャンネルを利用することが可能となり、従来のように異なるチャンネルを利用することで起きる電波干渉を回避できるという。 また、帯域を増やしたいときには、同じエリア内で複数のチャンネルによる通信を、干渉させずに同時に行うことも可能。チャンネルごとに利用デバイスを分けることで、特定のデバイスによる通信負荷が、ネットワーク全体に影響を与えるのを防げるとのこと。 この技術をメルー・ネットワークスでは「チャンネルレイヤリング」と呼んでいる。病院であれば業務用と外来向けの通信でチャンネルを分けることでセキュリティーを確保。生体センサーなどに使われる重要な通信が負荷落ちすることを防ぐ。 また、ローミングについても、すべてコントローラーが管理する。端末からはアクセスポイントが1台しか無いように見せる「バーチャルセル」という技術を採用。これにより、電波が弱くなったアクセスポイントにデバイスが接続し続けるスティッキー問題などを解決できる。
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