NHKと三菱電機、8K対応のHEVC符号化装置を開発……AVC、MPEG-2の後継 | RBB TODAY

NHKと三菱電機、8K対応のHEVC符号化装置を開発……AVC、MPEG-2の後継

 日本放送協会(NHK)と三菱電機は9日、世界初となるスーパーハイビジョン(8K)対応のHEVC符号化装置を共同開発したことを発表した。

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試作したHEVC 符号化装置での並列符号化処理(概念図)
  • 試作したHEVC 符号化装置での並列符号化処理(概念図)
  • スーパーハイビジョン用HEVC符号化装置の主な仕様
  • スーパーハイビジョン用HEVC符号化装置外観(幅431×奥行496×高さ312mm)
 日本放送協会(NHK)と三菱電機は9日、世界初となるスーパーハイビジョン(8K)対応のHEVC符号化装置を共同開発したことを発表した。

 HEVCは、今年、「MPEG-H HEVC/H.265」として国際標準化される最新の映像符号化方式。既存の符号化方式であるAVC(MPEG-4AVC/H.264)の約2倍、現行のデジタルハイビジョン放送で使用されているMPEG-2の約4倍の圧縮効率を実現している。

 今回、大容量のスーパーハイビジョン映像を横方向の短冊状(水平7680x垂直256)に17分割し、それぞれの領域での符号化処理を並列化することにより、リアルタイムで符号化することを可能とした。分割した領域のつなぎ目は画質劣化する問題があったが、移動する物体の速さや方向などの動き情報を、複数の領域間で共有することで抑制した。

 この研究成果は、5月30日~6月2日に開催される NHK放送技術研究所の一般公開「技研公開2013」に展示される。
《冨岡晶》

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