時代は「1人ご褒美」から「みんなでご褒美」……キーワードは「“プチ贅沢”シェアリング」 | RBB TODAY
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時代は「1人ご褒美」から「みんなでご褒美」……キーワードは「“プチ贅沢”シェアリング」

エンタメ 調査
家族や友人など、複数の人と“プチ贅沢”を楽しむことはありますか?
  • 家族や友人など、複数の人と“プチ贅沢”を楽しむことはありますか?
  • 周囲の人とホームパーティーや女子会を楽しむ時、参加者で飲み物・食べ物を持ち寄ることはありますか?
  • ホームパーティーや女子会の様子を、SNSに投稿したことはありますか?
  • 世代・トレンド評論家の牛窪恵氏
  • 「ジョンソンヴィル・ソーセージ」
  • 「一度は食べていただきたい 燻製チーズ」
  • 「アナ・デ・コドーニュ」
 “プチ贅沢”という言葉がすっかり定着しているが、最近そこに新たな変化があるという。トレンド総研は18日、2013年の春夏におけるトレンドの1つとして、女性たちの「“プチ贅沢”シェアリング」に関するレポートを公開した。

■“プチ贅沢”トレンドに変化の兆し

 「“プチ贅沢”シェアリング」とは、友人たちといっしょに「みんな」で“プチ贅沢”を楽しみたい、というニーズの増加を表現したものだ。以前は、「自分へのご褒美」として「1人」で“プチ贅沢”を楽しむ人が多かったが、ここ最近、「“プチ贅沢”シェアリング」の動きが見られるとのこと。レポートでは意識調査の結果の他、マーケティングライターで、世代・トレンド評論家の牛窪恵氏のインタビューコメント、「“プチ贅沢”シェアリング」を楽しむ上でおすすめのアイテムについても紹介している。

 牛窪恵氏は、2010年頃からは節約の合間に“プチ贅沢”を楽しむ、メリハリ消費が顕著になり、さらに今年に入ると、アベノミクスへの期待感もあり、折にふれ「ちょっとした“プチ贅沢”を楽しみたい」との思いが高まったと考察。「特に、現在の20~30代は、右肩上がりのバブル経済を知らない世代です。もともと派手な“贅沢消費”を嫌う彼女たちは、“自分へのご褒美”と銘打って、自分1人用のスイーツを買ったり、柄入りストッキングでオシャレを楽しんだりと、“プチ贅沢”による“プチハッピー”に悦びを見出してきました」と、その盛り上がりの下地について言及した。そして近年、東日本大震災後の「絆」願望や、女子会ブームの影響もあり、「“プチ贅沢”シェアリング」が躍進したとしている。

 また女性にとって付加価値が高い「“プチ贅沢”」な食材としては、2つのポイントがあり、1つは“本格派の味わいで、「自分セレクト」を自慢できるもの”、もう1つは、“ホームパーティーなどでもシーン別に簡単にアレンジでき、オリジナリティが発揮できるもの”だとした。さらに「“プチ贅沢”シェアリング」の流れは、リアルの場に限らず、SNSやLINEでも“プチ贅沢”による“プチハッピー”を友達とシェアし、「いいね!」と褒められたい、みんなで楽しみたい、との欲求が強くなっている傾向があると、と解き明かしている。

 意識調査では、20~40代の女性500名を対象に、“プチ贅沢”の実態について聞いた(期間3月26日~27日)。「ふだんの生活において“プチ贅沢”をすることはありますか?」と聞いたところ、81%が「ある」と回答。また、どの程度の贅沢を“プチ贅沢”と呼ぶかを聞いたところ、アイスクリームで「プチ贅沢」したいときに購入する価格帯は「250円(26%)」、ビール類(1缶)で「プチ贅沢」したいときに購入する価格帯は「200円(18%)」、平日のランチ(1回)で「プチ贅沢」したいときに使う料金は「1,000円(20%)」といった回答が寄せられている。

■“プチ贅沢”シェアリングの実態

 さらに、「家族や友人など、複数の人と“プチ贅沢”を楽しむことはありますか?」と聞いたところ、全体の63%が「ある」と回答。特に親しい仲間と集まるときに、みんなで「“プチ贅沢”シェアリング」を楽しんでいる女性が多いようだ。そこで、「半年以内に周囲の人と自宅に集まってホームパーティーや女子会をした人」に絞り、「周囲の人とホームパーティーや女子会を楽しむ時、参加者で飲み物・食べ物を持ち寄ることはありますか?」と聞いたところ、86%と9割近くが「ある」と回答した。自宅で仲間と集まる際には、何らかの手土産や食材を持ち寄るのが、最近のスタンダードのようだ。

 「参加者で飲み物・食べ物を持ち寄ったときに、自分の用意したものなどを褒められたいという気持ちはありますか?」との質問には96%が「ある」と回答。「“プチ贅沢”シェアリング」の背景には、こうした「褒められ願望」があるようだ。「ホームパーティーや女子会の様子を、SNSに投稿したことはありますか?」という質問にも、SNSユーザーのうち42%と約半数が「ある」と回答している。

■「“プチ贅沢”シェアリング」おすすめ商品

 牛窪氏へのインタビューでは、女性にとって付加価値が高い「“プチ贅沢”食材」のポイントとして、『本格派の味わいで、「自分セレクト」を自慢できるもの』、『シーン別に簡単にアレンジでき、オリジナリティが発揮できるもの』、という2点があがっているが、トレンド総研では、これらをふまえた商品として「ジョンソンヴィル・ソーセージ」「一度は食べていただきたい 燻製チーズ」「アナ・デ・コドーニュ」をピックアップしている。

 「ジョンソンヴィル」は、最近話題の「全米NO.1」ソーセージブランド。1945年の創業時より引き継がれる原材料に対する強いこだわりで、使用されるのは新鮮な生のひき肉のみだそう。数年前より、コストコやKALDIなどの輸入食品を扱うお店から人気が広がり、食卓を彩る“プチ贅沢”なソーセージとしてMartなどの主婦向け雑誌でも度々取り上げられている。

 なとりの「一度は食べていただきたい 燻製チーズ」は、なとりが展開している贅沢なおいしさのおつまみシリーズの新製品。やわらかな香りが特徴のりんご樹チップで燻した、香り高い燻製チーズとなっている。そのまま食するだけでなく、クラッカーに載せて食べたり、海苔で巻いたりと、オリジナルのアレンジを楽しむことも可能だ。

「アナ・デ・コドーニュ」は、メルシャンが2013年2月から発売開始した、スペイン・コドーニュ社が製造するスパークリングワイン。コドーニュ社は1551年の創業から460年を越える歴史を持ち、スペイン国内では販売シェアNo.1(2011年スペイン国内販売実績、ニールセン調べ)を誇るワイナリーとのこと。1872年、スペインの伝統的なブドウ品種を用い、フランスのシャンパーニュ地方で行われていた伝統的なスパークリングワインの醸造方式(瓶内二次発酵)によるスパークリングワイン「カバ」の製造に初めて成功し、現在もコドーニュのカバはさまざまな王室行事に登場しているという。

「ジョンソンヴィル・ソーセージ」商品情報
http://www.johnsonville.co.jp/
「一度は食べていただきたい 燻製チーズ」商品情報
http://www.natori.co.jp/product/product_item.html?p_id=771510
「アナ・デ・コドーニュ」商品情報
http://www.mercian.co.jp/wine/codorniu/index.html
《冨岡晶》
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