2012年のサイバー犯罪の検挙、7,334件で過去最高を記録
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それによると、2012年(2012年)中のサイバー犯罪の検挙件数は7,334件(前年比1,593件増、27.7%増)で、過去最高を記録した。そのうちネットワーク利用犯罪は6,613件(前年比1,225件増、22.7%増)で、これも過去最高の件数となっている。その他、不正アクセス禁止法違反は543件(295件増、119.0%増)、コンピュータ・電磁的記録対象犯罪および不正指令電磁的記録に関する罪は178件(73件増、69.5%増)となった。
都道府県警察の相談窓口で受理したサイバー犯罪等に関する相談件数は、77,815件だった。こちらは前年比で2,458件減少(3.1%減)となっている。詐欺・悪質商法に関する相談は29,113件で11.5%減だったが、迷惑メールに関する相談は12,946件で11.0%増となっている。なお、インターネット上の自殺予告について、プロバイダ等から情報開示を受け対応した状況は229件232人だった。
また、2012年中の不正アクセス行為の認知件数は、1,251件で前年比362件増。検挙件数は543件(295件増)、検挙人員は154人(40人増)で、法施行以降で最多となった。認知件数のうち、オンラインゲーム、コミュニティサイトの不正操作が662件(52.9%)で最多だった。