身近で深刻な“一人暮らしの体調不良”……なくて後悔する「常備薬」 | RBB TODAY
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身近で深刻な“一人暮らしの体調不良”……なくて後悔する「常備薬」

エンタメ 調査
一人暮らしで経験したトラブル
  • 一人暮らしで経験したトラブル
  • 体調を崩してしまった時の対処法
 胃腸薬「正露丸」の製造・販売を手掛ける大幸薬品は26日、常備薬の点検をする良い機会である年末・年始のタイミングに合わせて、一人暮らしの20代前半の男女500名を対象に「“イマドキ男女”の一人暮らしと常備薬に関する調査」を実施した。大幸薬品の「正露丸」「セイロガン糖衣A」と言えば“おなかのお守り”として有名な常備薬。同調査では、20代前半の“イマドキ男女”における常備薬のニーズを明らかにし、一方、日常生活においては意識されづらい「常備薬」の価値について探った。

■8割以上がトラブルを経験……身近で深刻な“一人暮らしの体調不良”

 まず、“イマドキ男女”の一人暮らしの実態について聞いた。「一人暮らしでのトラブルを経験したことはありますか?」と聞くと、83%が「ある」と回答。20代前半の若者たちの中には、親元を離れて暮らして間もない人も多く、一人暮らしで苦労している人も多いようだ。実際に、どのようなトラブルを経験したのか、複数回答で答えてもらったところ、最も多くの人が経験したトラブルは、「体調不良」(68%)だった。

 同調査では、一人暮らしを始めてから「最も困った」、「最も寂しくなった」、「最も不安になった」、「最も両親のありがたみを感じた」各シーンを聞いているが、いずれの質問でも「体調を崩した時」が1位という結果になった。

■使用経験率70%、一人暮らしを支える常備薬

 こうした体調不良の時、一人暮らしの“イマドキ男女”はどのように対処しているのか。「体調を崩してしまった時、どのように対処していますか?」と複数回答で聞いた。この質問では70%が「常備薬を使用」と答え、最多に。体調を崩してしまった時に備えて、しっかりと常備薬を用意している“イマドキ男女”も多いよう。その一方で、次点は「我慢する」(57%)で、「体調を崩してから、薬を買いに行く」という人も29%と3割にのぼり、常備薬の準備が徹底されているとまでは言えなさそうだ。

 次に、体調を崩してしまった時に感じたことについて、具体的に質問。ここでは、「一人暮らしで風邪をひいても、誰も助けてくれない。(福岡県・23歳男性)」のように、一人暮らしならではの辛さをあげる人や、「一人暮らしだと大変だから、薬は常備しておいた方が良い。(埼玉県・24歳女性)」というように、改めて常備薬の大切さを指摘する人も見受けられた。また、常備薬のこと以外で多かったのは、親や交際相手への感謝をあげる人たち。「体調を崩したと連絡した翌朝、母親が家に来てくれていた。(東京都・21歳女性)」、「彼氏が助けに来てくれた。(高知県・24歳女性)」といった意見も聞くことができた。

 しかし、離れて暮らしていれば、親もなかなか会いに来られないようで、「体調不良の際に助けられたもの」を聞く質問では、「常備薬」が40%で最多だったのに対し、「両親が家に来てくれた」という人はわずか6%にとどまった。

■ 8割が自宅に常備薬

 常備薬の準備について、「現在、自宅に常備薬がありますか?」と質問したところ、78%、8割近くが「自宅に常備薬がある」と回答した。なお、その他の様々な生活必需品についても同様に自宅にあるか聞いた。一例としては、「自宅にテレビがある」と答えた人が79%となった。一人暮らしの“イマドキ男女”にとっては、常備薬はテレビと同じくらい、自宅にあって当然のものであると言える。

 ちなみに、「一人暮らしのマストアイテム」を聞くと、最も多くの人があげたのは「パソコン」(91%)だったが、「常備薬」は、77%の支持を集め、次点に。しかし、その一方で、「必要になった時に自宅になくて、後悔した経験があるもの」という質問で、「常備薬」は、「殺虫剤」と並ぶ1位(いずれも26%)。いざという時に頼りになる常備薬も、普段はその大切さを忘れられがちなのかもしれない。
《白石 雄太》
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