高校生の就職内定率、10月末時点で60.9%…文科省調査 | RBB TODAY

高校生の就職内定率、10月末時点で60.9%…文科省調査

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「2012年3月新規高等学校卒業予定者の就職内定状況(2012年10月末現在)に関する調査について」調査結果の概要
  • 「2012年3月新規高等学校卒業予定者の就職内定状況(2012年10月末現在)に関する調査について」調査結果の概要
  • 2012年3月新規高等学校卒業(予定)者就職(内定)状況
 文部科学省は12月14日、2013年3月に高等学校を卒業する学生の就職状況について調査し、2012年10月末現在の状況を公表した。高校生の就職内定率は、前年同期比2.3ポイント増の60.9%。男女別では、男子が63.7%、女子は56.8%となった。

 文科省では、1976年度から本調査を実施しており、高等学校卒業者の就職状況を把握し、就職問題に適切に対処するための参考資料としている。調査対象は、全国の国立、公立、私立の高等学校(全日制・定時制)に通う卒業予定者約109万7千人のうち、就職を希望している約19万4千人。厚労省が行っている類似の調査は、学校および公共職業安定所を通して求職している高校生のみを調査対象としているが、当調査は就職を希望する者全員を対象としており、母集団が大きい。国立については国立大学法人、公立については各都道府県教育委員会、私立については各都道府県知事部局を通じて全数調査を行っている。

 就職内定率は、男子が63.7%(前年同期比1.1ポイント増)、女子が56.8%(前年同期比3.9ポイント増)で、全体では60.9%(前年同期比2.3ポイント増)だった。

 就職内定率を学科別にみると、もっとも高いのは「工業」77.2%、次いで「福祉」67.3%、「商業」63.9%、「農業」61.5%、「水産」59.7%、「家庭」58.9%、「総合学科」58.5%、「情報」55.1%、「普通」47.5%となった。(「看護」および「その他」の学科は除く。)

 地域別にみると、就職内定率がもっとも高いのは「富山県」79.4%。以降、「岐阜県」75.9%、「石川県」75.1%、「愛知県」74.6%、「福井県」73.4%とつづく。一方、就職内定率がもっとも低い都道府県は「沖縄県」27.4%、次いで「北海道」40.1%、「福岡県」48.2%、「東京都」52.8%、「熊本県」53.1%だった。

 東日本大震災における被害が甚大な3県については、「岩手県」70.3%(前年同期比4.1ポイント増)、「宮城県」59.1%(前年同期比11.7ポイント増)、「福島県」65.4%(前年同期比9.4ポイント増)と、いずれも上昇した。
《楠原 恵子》

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