【東コレ2013SS】「ソマルタ」が解釈したアール・ヌーボー | RBB TODAY
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【東コレ2013SS】「ソマルタ」が解釈したアール・ヌーボー

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【東コレ2013SS】「ソマルタ」が解釈したアール・ヌーボー
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ソマルタ(Somarta)が2013年春夏コレクションを発表した。テーマは「BLOOM百花譜」。デザイナー廣川玉枝がオーストリア旅行で見聞したユーゲント・シュティール(アール・ヌーボーのドイツでの呼称)から、インスパイアされた。

アール・ヌーボーを思わせる有機的な曲線を描く植物柄の刺繍とプリントが各アイテムに落とし込まれて続々と登場。アール・ヌーボーは浮世絵からの影響もあることから和の要素が随所に出現。小物のようなガウンや、打ち合わせのないコートは帯帯び風ベルトでウエストマーク。また、花鳥画を描いた江戸時代の絵師、伊藤若冲の作品からインスパイアされたプリントも登場。これは廣川自らが描き起こしている。また、Tシャツに用いられたアルフォンス・マリア・ミュシャのような美人画はイラストレーターKITAJIKOが描き下ろしたもの。

スカート、ワンピースの丈は膝上でボトムにブランドのアイデンティティーアイテムであるスキンニットを用いたタイツを着用し、靴まで覆うスタイリングを見せた。ジャケットはノーカラー、丈は袖共に短めでコンパクトに提案。色はクリーム、イエローグリーンなどナチュラルな色彩にブルーのグラデーション、黒も登場した。

廣川は、「ここまで日本美術を掘り下げたのは初めてのこと。江戸時代の植物図鑑なども参照した。興味を持った自分自身も新鮮に感じる。まだまだ掘り下げてみたい」と心境を語った。
《編集部》
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