NECと科学警察研究所、「ポータブル型DNA解析装置」実用化を視野に共同評価を開始
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「ポータブル型DNA解析装置は、DNAの抽出から解析までのプロセスを一貫して行うことのできる装置。およそスーツケース大まで小型化されているとともに、DNA抽出プロセスから解析プロセスまで全工程を約60分に短縮している。
NECでは、米国Promega社(解析用試薬を提供)、富士紡ホールディングス(解析用試薬のパッケージ化)、朝日ラバー、岡山(μTAS技術による解析チップの開発)東京大学 生産技術研究所 藤井 輝夫教授(μTAS技術による解析チップの研究・開発)などとともに、解析チップおよび試薬パッケージについて、微量の液体を制御する技術を安価に装置に実装可能とした。これにより、従来の解析作業で必要であった、ピペットを用いた解析を不要とし、容易な操作性が実現する見込み。
共同評価の第一弾として、NECと科学警察研究所は、10月24日~11月7日に、科学警察研究所の提供するDNAサンプルを用い、実用化を視野に入れた評価を実施。従来のDNA解析手法と比較して「将来を期待するに十分な精度と再現性を有することを確認した」としている。科学警察研究所は、今回の評価結果について、いくつかの課題を指摘しながらも、「これらの課題が改善されれば、迅速なDNA型検査法の確立につながる可能性がある」とコメントしている。

    

        
        
        
        
        
        
          
          
          
          
          
          
          
          
          
          
          
          
          
          
          