ADOR、NewJeans脱退・ダニエルに431億ウォン請求訴訟 ミン・ヒジン前代表の裁判と同一裁判部が担当 | RBB TODAY
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ADOR、NewJeans脱退・ダニエルに431億ウォン請求訴訟 ミン・ヒジン前代表の裁判と同一裁判部が担当

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ADOR、NewJeans脱退・ダニエルに431億ウォン請求訴訟 ミン・ヒジン前代表の裁判と同一裁判部が担当
  • ADOR、NewJeans脱退・ダニエルに431億ウォン請求訴訟 ミン・ヒジン前代表の裁判と同一裁判部が担当

所属事務所ADORが、NewJeansを脱退したダニエルを相手取って提起した損害賠償請求訴訟が、HYBEとミン・ヒジン前ADOR代表の契約解除およびプットオプション訴訟を担当している裁判部に配属された。

12月30日の韓国法曹界の発表によると、ソウル中央地裁民事合議31部は、ADORがダニエルとその家族、さらにミン前代表を相手に提起した違約金および損害賠償請求訴訟を担当することになった。

同裁判部は現在、HYBEがミン前代表を相手取って起こした株主間契約解除確認訴訟と、ミン前代表がHYBEに請求している約260億ウォン(約26億円)規模のプットオプション訴訟を併合審理している部署でもある。

ダニエル
(写真提供=OSEN)ダニエル

これに先立ちADORは29日、ダニエルに専属契約解除を通知するとともに、訴訟を提起した事実を明らかにした。ADOR側は、ダニエルが会社の利益と衝突する契約を締結したり、独自に芸能活動を行ったりするなど、専属契約に違反したと主張している。

特に、ダニエルがミン前代表と歩調を合わせて今回の紛争を招き、メンバーの離脱や復帰の遅れについて重大な責任を負っている点を、訴訟提起の理由として挙げた。

今回の訴訟の請求額は約431億ウォン(約43億円)に上ると伝えられている。ADORは専属契約書に定められた算定方式に基づく違約金に加え、別途の損害賠償も請求している。法曹界の一部では、今後の審理過程で違約金の規模がさらに拡大する可能性も指摘されている。

また、この裁判部への配属が伝えられる中で、ダニエルが過去にミン前代表へ送った手紙の内容も、あらためて注目を集めている。

ミン前代表が公開した手紙
(写真=ミン・ヒジン前代SNS)ミン・ヒジン前代表が公開したダニエルの手紙

ADORとNewJeansの対立が表面化した昨年8月、ミン前代表はダニエルから受け取った直筆の手紙を公開していた。その手紙でダニエルは「短かったようで長かった2年間、本当にたくさんの出来事がありました。7年間で経験するようなことがすでに起こってしまった気もします」と回顧し、「私たちを全力で守り、見守ってくれた代表は、私たちのお母さんであり、本当に素晴らしい戦士のような方です」と、ミン前代表への強い信頼と愛情をつづっていた。

さらに「私たちはいつも代表の味方です」「どんな道を選んでも代表と一緒に歩みたい」と、共に歩む意思を明確にしていた。

一方、NewJeansのメンバーのうち、ハニはADORへの復帰を決定し、ヘリンとヘインもすでに復帰している。ミンジは引き続き所属事務所と協議を続けていると伝えられている。

ミン前代表とHYBEの経営権紛争に直結する核心争点を扱う裁判部が、今回のダニエルの損害賠償訴訟まで担当することになったことで、その判決がNewJeansをめぐる一連の紛争全体に及ぼす影響にも関心が集まっている。

◇ダニエル プロフィール

2005年4月11日生まれ。本名ダニエル・マーシュ。父はオーストラリア人、母は韓国人の二重国籍。オーストラリアで生まれ、幼少期を韓国で過ごしキッズモデルとして活動した。2012年から再びオーストラリアに生活拠点を移し、2019年に現地で開催されたBigHitエンターテインメント(現HYBE)主催のオーディションに参加。その後練習生となり、2022年にNewJeansのメンバーとしてデビューした。メンバーのなかで最も器用で、絵や料理が得意とも。2025年12月29日に所属事務所ADORが専属契約解除を発表し、NewJeansを脱退した。

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《スポーツソウル日本版》
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