はるかぜちゃん、通報後も続く「死ね」との悲壮な戦い 「まだ立ち向かえる力があるから逃げない」 | RBB TODAY

はるかぜちゃん、通報後も続く「死ね」との悲壮な戦い 「まだ立ち向かえる力があるから逃げない」

 殺人予告ツイートを受けた“はるかぜちゃん”こと子役タレントの春名風花が、警察に通報した後の現在も、誹謗中傷などネット上の“見えない敵”との戦いが続いている。

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 殺人予告ツイートを受けた“はるかぜちゃん”こと子役タレントの春名風花が、警察に通報した後の現在も、誹謗中傷などネット上の“見えない敵”との戦いが続いている。

 春名に対し、何者かから殺人を示唆するツイートがあったことは既報の通り。当初は「こわいし、通報したい。でも、ぼくのことで『子どもがネットをやるべきではない』ていうふうに、世論が動くのだけは、避けたい」との考えから通報することを避けていた春名だったが、身の危険を不安視する親やフォロワーの勧めもあり、その後に神奈川県警に被害届を提出した。

 しかし、この事件はこれにて一件落着、とはなっていない。むしろ、春名にとっては被害を訴え出た後こそ、苦難の状況が続いている。Twitter上では春名が“予想”していた通り、「あれぐらいの歳の子がTwitterするのやめた方がイイと思うよ」などといった声が少なからず上がった。こうした声について春名は「加害者の人権が守られて、被害にあった側の落ち度を叩くこの国で、被害にあったと声をあげ助けを乞うことは、もう自殺行為じゃないのかなとぼくは思う」と残念な思いを明かすとともに、「怖くて通報したけど、後悔してます。いつもみたいにひとりでがまんしていればよかった」と吐露するにまで至った。

 「通報したら、匿名の悪意に負けたことになる。通報したら、おとなに頼らないとじぶんの身も守れない子どものくせにネットなんかするなって言われちゃうの、わかってたのにな」と、春名はツイートに悔しさをにじませる。殺人予告を受けた11歳の少女がこのような言葉を発せざるを得なかった悲痛な胸中は推して知るべしだろう。スポーツライターの乙武洋匡さんもこの件について、「『だから小学生にネットなんかやらせるから…』という感想を漏らしている人が多いことに驚く。『退場すべきは、いじめられた側だ』というわけか。これでは、いじめがはびこるわけだ」と、苦言を呈する。しかし、それでもなお、Twitter上には警察へ通報したことを非難するものや、話題にかこつけただけの誹謗中傷、さらには「本当に殺されたらいいのに」などといった、新たな殺人示唆とも取れるツイートが相次いで寄せられている。

 春名は現在、こうした匿名で寄せられる心なき声と戦っている。スルーして耳をふさぐという選択肢を選ばず、あえて耳を傾け、「逃げることはじぶんを守るために正しいことです。わたしはまだ立ち向かえる力があるから逃げないだけです」と、戦う姿勢を示して自身の声を発信し続けている。そんな春名を「話題作り」などとする声すらあるが、それでも春名は、「わたしより、もっと、見えないところでネットいじめに苦しんでる、一般の子がたくさんいるはず。警察にも親にも話を聞いてもらえないで、ひとりで悩んでいる子がいるはず」とし、「わたしがいま『死ね』といわれていることは、たぶんたくさんのもの言えぬいじめられっ子にとって、何かを変える大きなチャンスになるかもしれないです。チャンスに変えていきたいです」と、前向きだ。芸能人という、「少しだけふつうの小学生より、何かを発信できる立場にいる」自分自身を、春名は“武器”に変える。「わたしが、死ねと言われながら、ずっと生き続けていくことで、何かが動けばいいとおもいます」――。
《花》

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