「コクリコ坂から」米国アカデミー賞の選考対象作品 | RBB TODAY

「コクリコ坂から」米国アカデミー賞の選考対象作品

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米国の映画芸術科学アカデミーは、第85回米国アカデミー賞の先陣を切って、長編アニメーション部門の選考対象作品を発表した。これらは、アカデミーに提出された作品のなかで賞の選考対象となると判断されたものである。今後、この中からノミネート5作品、さらに最優秀長編アニメーション賞へと絞り込まれていく。
第85回が選考対象とするのは、2012年に米国のロサンジェルスで商業公開された作品だ。今回は過去最高の21作品がリストに挙がった。近年のアニメーション映画市場の拡大を反映した。また選考対象作品が16本を超えたため、2013年1月10日に発表されるノミネートは5本になることも決まった。

注目したいのは、日本映画から宮崎吾朗監督の『コクリコ坂から』が挙げられていることだ。本作は、米国で大規模な公開はされていないが、良質なアニメーション映画を多数扱うGKidsが配給を手がける。過去に海外作品をいくつもアカデミー賞のノミネートに送りだしてきた映画会社だ。
一方で、2012年2月17日により全米公開された米林宏昌監督の『借りぐらしのアリエッティ』は、この中に含まれなかった。『アリエッティ』は『コクリコ坂から』と同じスタジオジブリの作品だが、同作とは対照的に全米1200スクリーンで公開されている。作品提出をしなかったのか、選考の条件に何かハードルがあったのかは不明だ。

また、国内で米国アカデミー賞にエントリーしたと伝えられたフルCGアニメーション『放課後ミッドナイターズ』もリストに含まれていない。こちらも選考条件をクリアー出来なかった可能性が高い。長編アニメーション部門は、モーションキャプチャはアニメーションでないとの方針を持っている。モーションキャプチャを多用したことが基準に引っかかったかもしれない。
このほか日本アニメからは、近未来の世界を描いた『神秘の法』(「神秘の法」スタジオ制作)が21作品に含まれている。幸福の科学出版が製作を手がけた。

日本以外の作品では、『メリダとおそろしの森』、『ロラックスおじさんの秘密の種』、『フランケンウィニー』、『モンスター・ホテル』、『アイス・エイジ4』、『マダガスカル3』、『シュガー・ラッシュ』などのハリウッド大作が含まれている。さらに国内外の優れた作品が多く含まれる。
最終的な最優秀賞受賞作も勿論だが、競争が激しいだけに、ノミネート5作品にも注目が集まるだろう。第85回の米国アカデミー賞受賞者・作品は、2013年2月24日にハリウッドのドルビーシアターで発表される。

米国アカデミー賞 
http://www.oscars.org/

第85回 米国アカデミー賞
長編アニメーション部門 選考対象作品

『Adventures in Zambezia』
『メリダとおそろしの森』
『Delhi Safari』
『ロラックスおじさんの秘密の種』
『フランケンウィニー』
『コクリコ坂から』
『Hey Krishna』
『モンスター・ホテル』
『アイス・エイジ4』
『A Liar's Autobiography: The Untrue Story of Monty Python's Graham Chapman』
『マダガスカル3』
『神秘の法』
『The Painting』
『ParaNorman』
『The Pirates! Band of Misfits』
『The Rabbi's Cat』
『Rise of the Guardians』
『Secret of the Wings』
『Walter & Tandoori's Christmas』
『シュガー・ラッシュ』
『Zarafa』

「コクリコ坂から」米国アカデミー賞の選考対象作品 21作品を発表

《animeanime》

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