現役医師が昨今の健康ブームに「待った」! 医師が健康法にツッコミを入れる本が発売 | RBB TODAY
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現役医師が昨今の健康ブームに「待った」! 医師が健康法にツッコミを入れる本が発売

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医師が本当に実践しているツッコミ健康法
  • 医師が本当に実践しているツッコミ健康法
  • インタビューに応じる、著者:大竹真一郎氏(はんぷ会・中野サンブライトクリニック院長)
 TOブックスは、「医師が本当に実践しているツッコミ健康法 」を刊行した。昨今の健康ブームにおける様々な健康法について、現役医師の視点からの鋭い意見(ツッコミ)が特徴的な書籍だ。通常、こういった類の本が出版されるのは珍しい。

 著者の大竹真一郎氏は、はんぷ会・中野サンブライトクリニック院長で、年間約25,000人の患者に対して、胃、大腸疾患を中心に一般外来業務と内視鏡検査をおこなっている医師だ。今回、縁もあり、直接インタビューをする機会を頂いた。

 まず、大竹氏が、今回、このような書籍を出したきっかけとして、「日頃、健康法について患者さんから聞かれることが多い。健康にいいと思ってやっていても、人によっては逆に健康を害してしまう健康法もあり、そういった疑問点を解消してあげたいと思った。」とコメント。さらに、「その人によって、健康法は違う。基本的には、その一点につきる。」と続けた。

 本書の第一章では、インチキ健康法を見極める9つのポイントとして、

1.○○するだけで××できる
2.良くなった例しか紹介していない
3.デメリット、副作用は記載されているか?
4.根拠に無理があるか、まったく根拠がない
5.動物実験レベルまでしか証明されていない
6.著者の専門分野がちがう
7.「だれ得?」を見極める
8.参考文献リストがない
9.論文発表されていない

を挙げており、第二章では、「納豆ダイエットのウソ」など、さらに具体的に説明されている。

 第三章、第四章では、「売れている健康本」や「サプリメント」に対してツッコミを入れ、第五章では、

・ベジタリアンで健康になれる?
・牛乳で健康になれる?
・ローヤルゼリーで健康になれる?
・ウコンで健康になれる?
・シジミで健康になれる?

など、一般の方にも馴染みのある疑問に、わかりやすく、医師の視点で的確に答えている。

 インタビューの中でも度々出てきたキーワード「医療は不確実なもの」は、本書の中でも重要なキーワードとなっている。

 本書をきっかけに、読者に伝えたいことは、「世に出回っている健康法を盲目的に信じるのをやめましょう」とのこと。あやしい健康法に飛びつく前に、「それ、ちがうでしょ」とツッコミを入れられるような、「正しい情報を見極める目」を持ってほしいという。
《ダイエットクラブ編集部》
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