9月26日は「ワープロ記念日」……34年前に東芝よりJW-10発表
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ワープロすなわち「ワードプロセッサ」は、日本語文書の作成、印刷、保存に特化した機械。従来は和文タイプライターが日本では用いられていたが、1978年9月26日に、「JW-10」が東芝より発表され、即日データショーにおいてデモ展示された。“かな漢字変換”を搭載することで、日本語入力を容易にし、同時にデジタルでの文書保存を可能としたのが特徴だ。JW-10は、当時の価格で630万円。重さは220kgあり机と一体化していた。
その後ワープロ専用機は、他の複数メーカーからも販売されるようになり、一般消費者による購入が加速。価格が下がるとともにポータブル化も進み、一時代を築いていった。しかし90年代に入りパーソナルコンピュータ+プリンターという組み合わせが普及することで徐々に淘汰され、現在では失われた家電となってしまった。現在のワープロは、パソコンのアプリケーションとして、リアルなプロダクトでなく残っているのみだ。
パソコン全盛時代となる前は、ワープロを駆使していたというビジネスマンも多いだろう。往時のユーザーは、自分が初めて触った機種に思いを馳せてみてはいかがだろうか?