「沢尻エリカは日本版ケイト・モス」 “世界のキタノ”を発掘した英評論家が絶賛 | RBB TODAY
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「沢尻エリカは日本版ケイト・モス」 “世界のキタノ”を発掘した英評論家が絶賛

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「ヘルタースケルター」主演の沢尻エリカ
  • 「ヘルタースケルター」主演の沢尻エリカ
  • 映画「ヘルタースケルター」ビジュアル
 沢尻エリカ主演の話題作「ヘルタースケルター」が10月10日より開催されるロンドン映画祭に出品されることが決定した。同映画祭を率いる映画評論家のトニー・レインズ氏は主演の沢尻を「日本版ケイト・モス」と称し、その演技を絶賛している。

 ロンドン映画祭は、今年で56回目を迎える映画祭。同映画祭を率いるトニー・レインズ氏は北野武監督やウォン・カ―ウァイ監督を発掘し世界に知らしめた人物で、同作はそのレインズ氏により特別招待作品として選出され、「DARE pathway 部門」に出品されることが決定した。同部門は本年から就任したディレクターのクレール・スチュアート氏により新たに創設された部門で、観客をコンフォート・ゾーン(居心地の良い場所)から連れ出す、攻撃的で、率直で、強烈な印象を残す作品を紹介する部門だという。

 レインズ氏は同作でメガホンをとった蜷川実花監督について「高名な舞台演出家蜷川幸雄を父に持つ蜷川実花の劇場用映画監督第二作は、蜷川の名に恥じない作品だ。大掛かりで華やかでスリリング。最も勢いのあった頃のケン・ラッセルをどこか思い起こさせ、日本のポップカルチャーを動かしている、スーパーモデルや十代のアイドル業界への痛烈な批判になっている」と絶賛。また、主演の沢尻については「日本版ケイト・モス」と称した上で、「その美貌が、女王然と振る舞う傲慢な彼女の、自己への嫌悪に対する苛立ちと、その犯罪的なテクニックが警察の捜査対象となっている美容クリニックの仕事を、覆い隠している」と評価している。

 ロンドン映画祭の上映期間は10月10日から21日まで。上映日の12日には監督・蜷川実花が渡英し、上映前の舞台挨拶を行うことも決定している。

 「ヘルタースケルター」は、漫画家・岡崎京子が90年代に連載していた同名人気コミックを映画化したもの。素性不明の人気ファッション・モデルりりこが、実は全身を作り替えるほどの美容整形手術を施しているという重大な秘密を抱えており、その後遺症によって心身ともに蝕まれていくストーリー。主人公りりこ役には、お騒がせ女優・沢尻エリカが抜擢され、大胆な濡れ場シーンも含む体当たりの演技が話題になっていた。
《花》
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