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若い学生の応募とマルチデバイス対応に期待!……「KDDI∞Labo」3期生の募集を開始

エンタープライズ フォトレポート
KDDI 田中孝司社長
  • KDDI 田中孝司社長
  • ∞Laboのキーメッセージ
  • 1期・2期では全てのチームが期限内にサービスを完成させた
  • 50億円規模のベンチャーファンドを設立
  • スマホの普及は加速する
  • マルチ・デバイス時代に突入
  • 新しい「KDDI∞Laboスペース」は渋谷ヒカリエに
  • プログラム参加者をKDDIリソースをフル活用してサポート
 KDDIは9日、革新的なインターネットサービスのアイデアを有するスタートアップ企業やエンジニアを対象としたプログラム「KDDI ∞(ムゲン) Labo(ラボ)」の第3期を9月から開始すると発表し、合わせて第3期プログラム参加チームの募集を開始した。

 渋谷ヒカリエにて開催された「KDDI ∞ Labo 3rd MEETing」に登壇した同社の田中孝司社長は、「昨今、日本いまいちだよね、もう少し頑張らなきゃいかんよね。というのが皆さんの想いではないかと思う」とし、そんな状況を覆す「良いサービスが若い人のところから生まれたらいいなと本当に思う」と、このプログラムに込める想いを述べた。そして、同プログラムのキーメッセージは“グローバルに通用するインターネットサービスをつくりだしていこう!”“頑張るエンジニアの力になりたい!”であるとした。

 田中社長は、ITを取り巻く環境の変化にも言及し、スマホだけでなく、タブレットやPC、TV等を含めたマルチデバイス時代へ突入すると強調。第3期の∞Laboプログラムについても、マルチデバイス対応のサービスに期待したいとした。また、発表の中で、∞Laboを含めた“頑張っているベンチャー企業”を応援するため、50億円規模のKDDI初となるコーポレート・ベンチャー・ファンド「KDDI Open Innovation Fund」を設立すると述べ、同プログラム以外の部分でも積極的にベンチャー企業を支援していく姿勢を示した。

 こうした話を受け、第3期「KDDI ∞ Labo」プログラムの応募条件は「通常枠」と「学生枠」の2種類に分けて発表された。応募条件は下記の通り。

「通常枠」
・設立3年以内、従業員数10名以下(プログラム参加は3名/チーム)
・プログラム期間中にβ版をリリースできること。
・毎週の進捗工程発表会に出席可能であること。

「学生枠」
・チームの代表者が18歳以上の学生であり、プログラム期間中も在学予定者であること。
・プログラム期間中に週1回の進捗工程発表会とKDDI社員からのアドバイスの場に参加できること。

 どちらも9日から応募がスタートし、7月・8月で募集及び、選考が行われ9月にはプログラム参加者が確定する。プログラムキックオフや中間報告、毎週の発表会を経て12月にはデモ・ローンチ報告、その後、事業化の検討が行われるというスケジュールとなっている。なお、サービス開発環境として提供されていた「KDDI∞Laboスペース」が、7月末に渋谷ヒカリエ32階へ移転することも併せて発表された。
《白石 雄太》
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