「土管化」回避に有効なCEM……ノキアシーメンスネットワークスCEO会見 | RBB TODAY

「土管化」回避に有効なCEM……ノキアシーメンスネットワークスCEO会見

 5月31日、ノキアシーメンスネットワークス(NSN)のラジーブ・スーリCEOが、日本市場に対する戦略やコミットメントに関する講演を行った。「通信事業者は、CEMの考え方で加入者や顧客に新しいユーザーエクスペリエンスを適切な価格で提供できます」。

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ノキアシーメンスネットワークス(グローバル)ラジーブ・スーリCEO
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 5月31日、ノキアシーメンスネットワークス(NSN)のラジーブ・スーリCEOが、日本市場に対する戦略やコミットメントに関する講演を行った。「通信事業者は、CEM(Customer Experience Management)の考え方で加入者や顧客に新しいユーザーエクスペリエンスを適切な価格で提供できます」。

「E2Eのビジネスモデルが崩れた現在、CEMのようなソリューションがあれば、グーグルやアップルに勝つなどという挑戦をする必要はなく、彼らのビジネスモデルにネットワークレベルの付加価値を与えることで共存することができるのです」とスーリCEOは主張する。

 近年の国内キャリアは土管化を避けることを今後の市場戦略に掲げることが多いが、その施策として一気にサービスやソーシャルなビジネスモデルに注力する傾向にある。しかし、それはまさにグーグルやアップルに対抗することであり、野心的ではあるが、キャリアが最優先で取り組むべき施策かというと疑問が残る。

 キャリアならではのネットワークオペレーションの部分で、サービスや機能に付加価値を付けることで土管化をさける可能性はないのだろうか。

 インフラを伴うこの部分は、グーグルやアップルがどう頑張っても対抗できないはずだ。NSNのいうLiquid NetやCEMを日本のキャリアの技術によって高度化、洗練していけば、彼らを打ち負かす必要なく、モバイルネットワークビジネス全体で、キャリアのステークホルダーとしてのプレゼンスを高めることができるのではないか。
《中尾真二》

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