「秋冬はガツンと行く」……KDDI田中社長、囲み取材一問一答 | RBB TODAY

「秋冬はガツンと行く」……KDDI田中社長、囲み取材一問一答

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フォトセッションに応じる田中社長
  • フォトセッションに応じる田中社長
  • ゲストも交えたフォトセッション
  • ゲストも交えたフォトセッション
  • フォトセッションに応じる田中社長
  • 取材の中にも出てきた「HTC J」
  • ビデオパスのコンテンツ提供先
  • 最新作もレンタルDVDと同タイミングで
  • 他社動画サービスとの比較
 KDDIは15日、都内で2012年夏の新型端末・サービス発表会を実施。auのスマートフォン5機種、auケータイ3機種、また、新サービスとして「うたパス」「ビデオパス」を発表した。

 発表会後、KDDIの田中孝司社長が囲み取材に応じた。記者との主なやりとりは以下の通り。

----今回の発表会、サービスに力が入っているが、機種だけでは他社と差別化がはかれないのか?

「お客さんのニーズが変わってきて、スマホで出来ることを提案していかなければならない」

----今後、キャリアがいろいろサービスを配信していく時代なのか?

「そうですね。マルチデバイスということで今回はスマホとTVとタブレットを紹介しましたが、セットで楽しい生活を作っていく方向感かな」

----NTTドコモのBeeTVなどもあるが、出遅れ感があるのか?

「あまり、そうは思っていない。僕らのサービスは新作が入っているし、ソーシャルな部分がある。皆さん、レンタルビデオ店に行って新しいのを借りたいと思うでしょ、また、見たものを誰かに伝えたい思いが実現できないとこれまでのサービスと何が違うのかが解らないと思う。ここは特に力を入れたいので、この時期を待って投入した」

----海外のhuluなどと勝負できるのか?

「タイトル数の競争は終わっているのではないかと感じている。映像配信サービスというのはこれまでもあるが、タイトル数だけではユーザーは満足しないという調査結果もある。やはり、“新作だよね”というところにプラスαで何を提供できるのかが、auらしさを出すポイントとなる」

----これだけのサービスとなると回線の品質が重要となるが、どう対応する?

「今回、3Gは3Gアドバンスとしたが、安定して繋がることが重要だし、家ではブロードバンド使わないとモバイルだけではやっていけないというのは、はっきりしている。今回はそれを明確に打ち出した」

----かなり設備投資もかける?

「当社は、固定とモバイルは昔からやっているので、それなりの設備投資をするが、これまでのリソースを生かして品質を上げる努力をしている」

----今回の端末はグローバルメーカーが少ないが、LTEが始まる秋冬に用意しているのか?

「けっこう、秋冬はガツンと行きますんで」

----そっちがメインになるのか?

「今回は、“グローバルメーカーでもここまで出来るんですよ”ということと、もう一度サービスと端末を結びつけるということをやっている。これが、非常にいい反応を受けている」

----HTCはブランド力がそれほどないと思われるが問題はない?

「日本ではそうですが、海外ではそれなりにある。テクノロジーを本当にお客様に伝わる形に変えていくのが私たちの仕事だと思っている。今回、urBeatsのイヤフォンを付けましたが、あれはすごいので聞いてみてください」

----スマートフォン時代になって、コンテンツサービスをauショップ等で訴求するのが難しくなっているが、新しい施策はあるのか?

「スマートパスそのものがマーケティングツールになっている。スマートパスに入って“自分の欲しい物がある”といったことを作り上げていく、中のコンテンツをちゃんと選んでいくことが重要になっている。数だけを揃える時代は終わっていて、これからは質だと思っている」

----フィーチャーフォンのラインも将来的にテンキー付きスマートフォンになっていくのか?

「そうですね。今回の端末は昔のフィーチャーフォンの使い勝手を追求しようと思って、気合いを入れてまったく同じになるように仕上げたつもりです」

----国内メーカーと端末を作り上げたいとのことだが、国内メーカーの販売は厳しい状況だが?

「これは、やるんですよ。言えないけど(笑)。期待していてください。今回は、HTCさんでと…。」

----端末とサービスをより密にするということは、グローバルモデルの投入は遅れる?

「これまではスマートフォンを普及させたいということでグローバルモデルをそのまま持ってきた。でも、それでは満足できないのでグローバルフォンと日本の機能のいいところ足したものがやっぱり必要だよねということで、それをHTCさんと実現した。今度は、日本メーカーとやったらどうなるかといったところを当然考えるし、かといって定番型のスマートフォンも欲しい。そういった、お客さんのニーズの違いをラインアップに反映させるのが我々の仕事」

----LTE対応『iPhone』が出てくると、そちらにユーザーを取られるのでは?

「そんなことはないですね。やっぱり、アップルが100%シェアをとったら、それはアップルではないと思っていて。これ位のシェアが気持ちいいところがありますよね。お客さんのニーズは多様なのでそれに対して応えていかなければならない。去年までのラインアップの数を揃えるといったところから、新しい時代はこういうものだよねというものを作り上げていかなければならない」

「オペレーションシステムにiOSとAndroidがあれば、それに載せるアプリケーションだってもっと自由度が出てくる。お客さんが望んでいるものに、それに合ったカタチで揃えていくのは、今の技術でいろいろできるよねと思っている。今回“うたパス”で、自分の好みを選んでいくと自分に合った形になっていく、あんな世界が必要だと思っている」

----秋以降、LTE対応のスマートフォンとWiMAX対応のスマートフォンの関係性はどうなる?

「秋以降のことを言うと、言うことがなくなってしまうので…。楽しみにして頂きたい」
《編集部》

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