インテル、データセンターストレージ向けSSD「910シリーズ」発表……PCIeインターフェイス採用
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「インテルSSD 910シリーズ」は、25ナノメートル(nm)プロセス技術に基づくマルチレベル・セル(MLC)NAND型フラッシュ・メモリを採用した製品。標準的なMLC方式のフラッシュ製品の30倍の耐久性を実現した。5年間にわたり最大1日10回のドライブ全域への書込みに相当する耐久性となっている。ラインアップは、400Gバイト(GB)および800GBの2種類で、800GB製品は、シーケンシャル読込み速度2GB/s、シーケンシャル書込み速度1GB/sの性能を持っており、4Kランダム読込み値で最高180,000IOPS(Input/Output Per Second)、4Kランダム書込み値で最高75,000IOPSを達成したとのこと。
インテルSSD 910シリーズはPCIeインターフェイスに対応、インテルSSD 900ファミリーの最初の製品となる。複数の15K rpmハードディスク・ドライブ(HDD)を1台のインテルSSD 910シリーズで置き換えることができ、ファームウェアは、エラー回避やシステムレベルのエラー管理機能も搭載している。
インテルSSD 910シリーズは、現在データセンター向けにサンプル出荷中で、量産出荷は2012年半ばとなる予定。OEM向け出荷価格は400GBが162,490円、800GBが325,060円。