米インテルは20日(現地時間)、空席だった最高執行責任者(COO)にブライアン・クルザニッチ上席副社長が就任すると発表した。 クルザニッチ氏は長年にわたって製造部門で活躍した人物。30日以内に就任する見込み。インテルでは役員人事の広範囲な変更を行っており、今回の就任もその一環。 また、インテルは米企業としては珍しくCEOを社内から選出し、しかも65歳を定年とする社内既定がCEOにも適用されるため、現在のCEOであるオッテリーニ氏は4年以内に退任の見込み。そのため、クルザニッチ氏は次期CEOの有力候補になったと見られる。