【レビュー】iPhone/iPadで地デジ放送をワイヤレス視聴……「Softbank SELECTIONデジタルTVチューナー」 | RBB TODAY

【レビュー】iPhone/iPadで地デジ放送をワイヤレス視聴……「Softbank SELECTIONデジタルTVチューナー」

 昨年12月末にソフトバンクBBが発売した、iPadやiPhoneで地上デジタル放送およびBS/CS デジタル放送をワイヤレス視聴できるモバイル周辺機器「SoftBank SELECTION デジタルTVチューナー」。今回デモ機を借りることが出来たので、実際にiPhoneで試してみた。

IT・デジタル 周辺機器
チューナーの認識に成功
  • チューナーの認識に成功
  • 「デジタルTV」アプリ起動画面
  • 「Softbank SELECTIONデジタルTVチューナー」セット内容
  • 地域を選択すると、チャンネルが自動的にスキャンされる
  • 地域を選択すると、チャンネルが自動的にスキャンされる
  • 接続が上手くいくと、緑のランプが点灯
  • チャンネルスキャン結果
  • 視聴画面 画質は良好
 昨年12月末にソフトバンクBBが発売した、iPadやiPhoneで地上デジタル放送およびBS/CS デジタル放送をワイヤレス視聴できるモバイル周辺機器「SoftBank SELECTION デジタルTVチューナー」。今回デモ機を借りることが出来たので、実際にiPhoneで試してみた。

 「SoftBank SELECTION デジタルTVチューナー」は、自宅やオフィスのアンテナと接続することによりテレビ映像を無線LANでiPhoneやiPadに転送できる製品。放送波をHD画質のH.264形式に変換するトランスコーダーを内蔵しており、iPadやiPhone向けに最適化されたテレビ放送を見ることが可能だ。映像を受信するためには、App Storeで専用無料アプリ「デジタルTV(StationTV i)」のインストールが必要だ。対応機器は、iPad2、iPad、iPhone4・4S、iPod touch 4th generationで、全てiOS4.3.5以上へのアップデートが必要となる。

■セッティングは簡単

 まずチューナーのセッティングだが、本体自体にスイッチ等はついておらず、同梱のケーブル類やB-CASカードなどを、説明書の指示に沿ってつなぐだけでいい。アンテナケーブルは1本しか同梱されておらず、地上デジタル・BS/CSデジタルの3波を同時に視聴するためには、別途ケーブルを1本購入する必要がある。なお、LANポートを接続しなくてもテレビ視聴は可能だが、Wi-FiモデルのiPad/iPad2およびiPod touchを使う場合、インターネットとの同時接続ができないとのこと。iPhoneであれば、LAN接続をしなくても3G回線でウェブブラウジングできるというこのなので、今回はその方法で視聴した。

 チューナーのセッティングが終了したら、iPhoneでApp Storeから専用無料アプリ「デジタルTV」をダウンロードする。完了後、端末のWi-Fiをオンにし、チューナー底面に記されているSSIDをタップ、同じく記載されているKEYを入力、そこまでの作業の後、「デジタルTV」を起動する。アプリを起動すると、チューナーとの接続確認が行われ、問題がなければ地域を選択、自動的にスキャンが始まり、視聴可能なチャンネルが表示される。これで設定は完了だ。


■視聴はおおむね快適だが、注文も

 今回は地上デジタル放送を視聴したが、画質・音質はともに良好で、申し分ないと感じた。3段階の画質を選べるようになっているが、iPhoneで見る限り、高画質と標準ではさほど違いはなく、激しい動きのスポーツ等の視聴でもストレスなく視聴できた。低画質にしても、速い動きに対して多少あらや画像の乱れが気になる程度で、そこまで動きのない番組の視聴であれば気にならなかった。

 また、視聴状態のまま、部屋の隅や風呂場など色々と移動してみたが、通信はおおむね安定しており、映像が途切れたり、乱れたりすることはあまりなかった。TV視聴と同時にインターネットに接続する「ながら見」モードは、iPhoneの画面ではさすがに少し小さく感じるが、番組を見ながら気になったことを調べたり、SNSに投稿したりといった使い方は便利だと思う。ただ、「ながら見モード」の際、容量の大きいページなどを開こうとすると、TV視聴が少し途切れがちになるなどの影響を受けたことが少し気になった。

 画質や機能は問題ないのだが、今回試した中で一つどうしても気になったことは、チャンネル切り替えにかかる時間がかなり遅いことだ。画質モードや、チューナーとの距離など、色々と条件を変えて試してみたが、どの場合でも切り替えにおよそ20秒かかった。これは正直かなりのストレスで、あらかじめ見るチャンネルを決めた上でアプリを起動しないと、チャンネルをザッピングしながらの選局は厳しいものがあると思う。また、一度アプリを閉じてしまって再度立ち上げる場合はさらに時間がかかってしまう。一旦メールなどをチェックして、再度視聴しようとすると、思いがけず時間がかかり、大事なシーンを見逃すこともあるかもしれない。

 今回はiPhoneで試してみたが、画面サイズの大きいiPadであれば、「ながら見モード」はさらに見やすく便利だと思う。画質や操作性は上々で、セッティングも容易なので、サブテレビとしてiPhone/iPadを使用するには十分おすすめできる。今後、チャンネル切り替え等のスピードが改善されればなお使い勝手は増すだろう。
《白石 雄太》

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