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「イラッと研究所」が現代人の抱える日常のイライラを分析……ストレス対策には“冷やし”が効果的

エンタメ 調査
“イラッ”とした場所は?(働く人)
  • “イラッ”とした場所は?(働く人)
  • “イラッ”とした時間は?(働く人)
  • イラッと度数の分布(働く人)
  • 一日の中でのイライラの推移イメージとイライラのリセットタイミング
  • イラッと研究所
  • クロレッツアイス
 日本クラフトフーズの液体ミント入りリキッドガム「クロレッツアイス」と、日常のささいなイライラと対処法を研究する「イラッと研究所」は、“イラッ”とした情報を募集する特設WEBサイトをオープンした。今回、WEBサイトオープンから寄せられた300件の投稿から、現代人の抱えるイライラの傾向を分析、その結果を発表した。

 「イラッと研究所」では、働く人の投稿の中から、“イラッ”とした時間が朝に最も多いことに注目。

 この傾向について、イラッと研究所所長の杏林大学医学部 精神神経科 古賀良彦教授は、「そもそも人は、朝は自律神経が不安定で、外からの刺激に対して敏感な状態になっています。そのため、ストレッサー(ストレスを与えるもの)に対しても過敏に反応し、ちょっとしたことにも“イラッ”としやすい」と説明する。朝の“イラッ”は「自律神経によってコントロールされるカラダのリズムとしては正常な反応」であり、「朝のイライラを上手にマネジメントすることが大切」と古賀教授はコメント。

 また、“イラッ”とした場所1位は男女ともに「オフィス」だが、2位は男性が「電車・駅」、女性が「自宅」と顕著な違いが見られた。

 職場のイライラについて古賀教授は、職場には(1)仕事が多い、(2)自由度が低い、(3)助けてもらえない、という「職場ストレス3大要因」があることを指摘。さらに近年の成果主義がストレスを助長していると述べる。

 また、男性の2位が「電車・駅」であったことについては、朝の電車移動は単なる通勤ではなく、“仕事の一部”であるこことに起因すると説明。女性の2位は「自宅」だったことについては出勤前の慌ただしい時間のストレスが現れているのではと推測する。

 今回の調査ではさらに、投稿者にイライラのレベルを5段階の「イラッと度数」として評価してもらったところ、男性は比較的軽度の1~3が76.1%と大半を占め、女性の60.1%と比較しても多いことがわかった。

 男性のイライラは軽度が多いと数字がでたが、だからといって男性がストレスに強いとは限らないと古賀教授は指摘する。「男性は女性に比べてストレスを吐き出すのが上手ではなく、気づかないうちにストレスをためこんでしまう傾向がある」(古賀教授)という。

 さらに調査では、ここ数年で急速に普及しつつあるスマートフォンやFacebookをはじめとするソーシャルメディアについてのイライラ投稿も多く見られた。この「テクノストレス」傾向について、古賀教授は大きく2つのパターンがあると述べる。「一つは、若い世代に多い、スマートフォンなどに依存し過ぎて、それらがないと不安で仕方がないパターン。もう一つは、大人になってPC操作を始めたような方に多い、これらの新しいツールについていけず、ストレスを感じるパターンです」(古賀教授)。

 古賀教授は小さなイライラも、「忘れてしまうほどの小さなイライラも、実は少しずつ蓄積しているのです。(中略)イライラが蓄積していくと、やがて大きなストレスへつながる可能性がある」。イライラを蓄積しないために、古賀教授は「“イラッ”と感じたら、すぐにリセットすれば良い」ことを勧める。

 イライラの対処法について、古賀教授はメンタルヘルスの臨床現場でも取り入れられている「頭寒腹熱(ずかんふくねつ)」が重要と述べる。イメージするだけでなく実践することで、感覚を助長する効果が期待できるという。

 少しでも “イラッ”と感じたら、たとえば「ミントガムなどで冷涼感を与えることが効果的」、と古賀教授は説明する。「ミントガム自体、“噛む行為”と“ミントの香り”にストレス解消効果があるので、冷涼感があればさらにリセット効果が高い(中略)ストレスをためこんで“癒し”を求める前に、“イラッ”と感じたら、まずは“冷やし”です」とアドバイスする。

 古賀教授がイライラのリセットに効果的というミントガム。ミントガムの代表的ブランドである「クロレッツ」のシリーズのうち、液体ミント入りリキッドガム「クロレッツアイス」が11月にリニューアル。ラインナップは「-298c」と「-693c」との2商品で、それぞれ「2:冷たさ、9究極、8:ハンパない」、「6:ムチャ、9:クチャ、3:寒い」は言葉遊びの数字を付けているところがユニークだ。リキッドのクーラー成分を配合し、噛むと冷涼感ある爽やかさが口の中に広がるフレーバーが特徴だ。
《RBB TODAY》
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