「秋葉原無差別殺傷事件」をモチーフとした映画「RIVER」公開決定! | RBB TODAY
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「秋葉原無差別殺傷事件」をモチーフとした映画「RIVER」公開決定!

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「第12回東京フィルメックス」ホームページ
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  • 「RIVER」オフィシャルサイト
 2008年に起きた「秋葉原無差別殺傷事件」をモチーフとした映画「RIVER」が2012年3月に公開されることがわかった。11月19日から27日まで有楽町朝日ホールで開催される映画祭「第12回東京フィルメックス」にて特別招待作品として上映される。

 主演を務めるのは蓮佛美沙子。監督は、寺島しのぶ主演で数々の映画賞を受賞した「ヴァイブレータ」や榮倉奈々主演の「余命1ヶ月の花嫁」でメガホンをとった廣木隆一。

 同作は、「秋葉原無差別殺傷事件」で大切な人を亡くし心を閉ざした女性が再び前を向いて歩きだすまでを繊細に描くという設定。廣木監督のライフワークでもあるという“歩く”プライベート的な映画として企画が進んでいたなか東日本大震災があり、福島県出身でもある同氏は「映画などやっている場合ではないのではないか?」との葛藤のなかで脚本を変更。“今”の日本を描きたいとの思いから、被災地での撮影も加えて同映画を完成させたという。

 主題歌は、オードリーヘップバーン主演の「ティファニーで朝食を」の主題歌でお馴染みの「Moon River」。同曲をジャズシンガーのmegが歌う。秋葉原を流れる神田川に月が映る情景をイメージし、廣木監督が直感で主題歌に決めたという。

 同映画のオフィシャルサイトでは、廣木監督のコメントを公開中。同氏は「秋葉原という街で起きた通り魔事件を元に作った映画です。日本で感じてる今の気持ちを素直に映画にしました。今を描くことで秋葉原も東日本震災も永遠になればいいと思います。その思いはいろんな国の人たちにも届くと信じています」とコメントしている。
《織本幸介》
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