日本TI、スマートグリッド標準技術に対応した開発キット群を発表 | RBB TODAY

日本TI、スマートグリッド標準技術に対応した開発キット群を発表

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TIのPLCモデム・ソリューション
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 日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)は18日、電力線通信(PLC)、特定小電力無線、スマートグリッドおよびメータリング・アプリケーション向けの4種類のシステム・ソリューションを発表した。

 PRIMEの認証を取得済みで、PLC機能を実現する開発キット『TMDSPLCKIT-V3』、SGI評価プラットフォーム上のPLC用データ・コンセントレータのリファレンス・デモキット、Cygnus Electronics社開発による自動車向けの狭帯域通信向けソリューション「Auto-rem」キット、電気、ガス、水道などの検針をワイヤレスで実現する「WMBUS」(Wireless M-BUS)新型プロトコル・スタックの4つとなる。

 PLC向け開発キットは『TMS320F2806x』Piccolo浮動小数点マイコンと、新型の『AFE031』アナログ・フロントエンド(AFE+パワーアンプ)を搭載し、PLCを実現する主要な要素を2チップに集積した製品。CENELECのA、B、C、D周波数帯、米国連邦通信委員会(FCC)の周波数帯を含む、PRIME、G3-PLC、FlexOFDM、PLC-Liteの各ライブラリをはじめとした複数の標準規格および変調方式をソフトウェアの変更にてサポートが可能なPLCモデム向けソリューションとなっている。またPLC用リファレンス・デモは、PRIME、G3、FlexOFDMの各ライブラリをはじめとしたさまざまなPLC標準規格を1つのハードウェアでサポートしている。

 「Auto-rem」キットは、スマートグリッドに接続する電気自動車向けPLC通信を試験・実装するための評価モジュールを提供するもので、電気自動車と、電気自動車用電源装置(EVSE)をJ1772パイロット・ワイヤ経由で接続することが可能。

 「WMBUS」では、標準化されたローパワー・ワイヤレス通信向けの全機能内蔵システム・ソリューションを提供する。積算電力計およびデータ収集装置をはじめとした各種のスマート・メータリング・アプリケーション、スマート水道・メーターおよびスマートガス・メーターの電池動作時間の最適化などに役立つ。WMBUSソフトウェアは、純粋なANSI-C言語で記述されていることから、統合が容易で、ユーザーに高い柔軟性を提供し、最新の開放型メーター仕様(OMS)をはじめ、TIが供給する現行のすべてのバージョンのWMBUS標準をサポートしている。
《冨岡晶》

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