DNPデジタルコム、アジア圏進出企業向けにクラウド型ホスティング提供 | RBB TODAY
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DNPデジタルコム、アジア圏進出企業向けにクラウド型ホスティング提供

エンタープライズ ソフトウェア・サービス
日本とシンガポールのアジア圏に対するネットワーク遅延イメージ
  • 日本とシンガポールのアジア圏に対するネットワーク遅延イメージ
  • クラウド型ホスティングサービスの利用イメージ
 DNPデジタルコムは11日、アジア圏に進出する日系企業向けに、仮想ウェブサーバーと仮想データベースサーバーによるクラウド型のホスティングサービスの提供を開始した。

 停電や自然災害などのリスクが低く、アジア圏に優れたネットワーク環境を備えているシンガポールにおいて、KDDIが運営する高品質データセンター「TELEHOUSE」内に専有設備を導入し、ホームページなどのデータを管理する「仮想ウェブサーバー」と多様なデータベースを管理する「仮想データベースサーバー」をはじめとしたクラウド型のホスティングサービスを提供する。シンガポールに設置することで、アジア圏での遅延を防ぐのも狙いとなっている。

 内容面では日本同様に、プライバシーマークやISMS(Information Security Management System)認証を取得しているDNPデジタルコムのセキュリティ基準を実現。24時間・365日の連続運用・監視のサービスとなっている。またクラウド型のサーバーインフラの提供だけではなく、仮想サーバー上のゲストOS設定、データベースなどのミドルウェア設計・構築・保守管理、各種監視や障害発生時の復旧対応など、顧客のサーバー管理者としてDNPデジタルコムが一括して管理・運営する。さらに現地の言語によるウェブサイトやコンテンツの企画・提案・制作・運用、各種システムの設計・開発など、顧客のWebビジネスに関する業務をトータルに支援する。

 価格(税抜)は1仮想ウェブサーバーが初期費用180,000円、月額利用料160,000円~。1仮想データベースサーバーが初期費用200,000円、月額利用料:360,000円~(3年契約の場合)。あわせてCPUオンデマンド(1core追加)、ディスクオンデマンド(50GB追加)のオプションも提供する。

 今後DNPデジタルコムでは、アジア圏に情報配信する企業だけでなく、自然災害やシステム障害などへの対応体制である“ディザスタリカバリ”として海外でのデータバックアップを検討している企業などに向けても当サービスを提供し、2013年度までに3億円の売上を目指す。
《冨岡晶》
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