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【COMPUTEX TAIPEI 2011(Vol.19)】インテル、プレス向けイベントでIntel Atomのロードマップを強調

IT・デジタル ノートPC
ダグラス・L・デイビス副社長兼ネットブック&タブレットグループゼネラルマネージャー
  • ダグラス・L・デイビス副社長兼ネットブック&タブレットグループゼネラルマネージャー
  • OS3種の選択画面
  • MeeGoベースの「Acer Aspire One Happy 2」
  • 2003年の90nmから現在の22nmまでの流れ
  • Ceder Trailの概略
  • Z670のOEMメーカーとしては富士通と東芝も
  • N435は正式アナウンスされたばかり
  • Intel Atomのロードマップ
 米インテルは1日、台湾台北市のグランドハイアット台北にて、ネットブックととタブレット端末に関するプレス向けイベントを開催した。

 講演者は、4月に中国北京市で開催された「Intel Developer Forum 2011 Beijing」(IDF)の基調講演にも登壇したダグラス・L・デイビス同社副社長兼ネットブック&タブレットグループゼネラルマネージャー。31日に開催された同社基調講演などと同様に、今後の製造プロセスルールは32nm(ナノメートル)から22nm、さらに14nmと、半導体の集積密度が倍増する際に用いられる「ムーアの法則」を超えるスピードで移行すると再アピールした。

 同社は5月に、世界初の3次元トランジスタ「Tri-Gate」(トライゲート)の開発と、2011年末の生産開始を発表。第2世代Intel Coreプロセッサ「Sandy Bridge」(32nm)の後継である「Ivy Bridge」(22nm)に採用されることが決定している。

 今回のイベントでは、タブレット端末/ネットブック市場を意識したIntel Atomのロードマップを強調し、2013年には22nm、2014年には14nmとした。32nmプロセスとなるネットブック向けプラットフォーム「Cedar Trail」が出荷準備に入ったことは、5月31日にCOMPUTEX TAIPEIで開催された同社基調講演の中で既に報告されている。

 さらに壇上には、「Companion Computing gets Personal」というキーワードのもとに、各メーカーによるIntel Atom Z670搭載機などが集合。Z670は、スマートフォン/タブレット向けプラットフォーム「Oak Trail」のプロセッサとして、今年4月に「Oak Trail」と同時発表されていた。特長としてWindows/Chrome/MeeGoのOS3種に対応することなどが挙げられている。

 また、5月31日に正式アナウンスされたネットブック向けIntel Atom N435(45nm)を搭載し、MeeGoベースとなる「Acer Aspire One Happy 2」なども並んだ。
《RBB TODAY》
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