【地震】新潟県、1回目の節電実証実験は反省点も……2回目は27日実施 | RBB TODAY

【地震】新潟県、1回目の節電実証実験は反省点も……2回目は27日実施

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1回目の実証実験の結果
  • 1回目の実証実験の結果
  • 企業による取組事例
 新潟県では、東日本大震災に伴う計画停電を避けるために、今夏に企業や公共団体、一般家庭へ要請する自主的な節電の実施に向けて、取り組み内容やその効果などを検証するための実証実験を13日に実施。さらに2回目を27日に行う。

 「ピークカット15%大作戦」と題した1回目の実証実験を、新潟県全体で13日午後5時~7時に実施。一般家庭では照明の消灯や、TV・暖房の電源を切り、PC・インターネットの利用を控えるなど施策を行っていたようだ。企業は製造ラインの一部を停止、勤務時間帯を電力消費のピーク時からずらすなどした。また道路や病院、学校などでも節電が実施されるなど官民一体となっての取組みとなった。

 その結果、昨年同期に比べ、消費電力を17%、計40万kWを削減することに成功したという。照明の利用などを徹底的に控え、前日比で消費電力を7割程削減した家庭もあったという。その一方で新潟県庁の担当者は第1回目の実証実験を終え、「多くの方にお叱りをいただいた」とも話す。

 市民からは「取組みの存在そのものを知らなかった」という声が多く寄せられ、担当者は「啓蒙啓発が弱かった。今後さらに周知を徹底することで、県民による取組みを求めていきたい」と話している。県では、第1回目の実証実験の事前告知を、地元新聞に掲載していた。新潟県の世帯数が約80万世帯であるのに対し、告知を掲載した地元新聞の発行部数は約60万部であったことから、「単純に考えると、県民の8割に情報が行き渡っていることになるが、広報のためのさらなる施策を考える必要がありそうだ」(県担当者)という。一方で企業に対しては、節電の実施に関する説明会を開催するなど、一般市民に比べれば周知度は高いと予測している。

 27日には引き続き2回目の実証実験が行われるが、取り組み内容はそのままに午後6時~8時までと1回目と時間をずらしての実施となる。担当者は「電力消費のピークは8月の第1週~3週頃に来るとみている。夏に向けて、どんな取組みが効果をあげられるのかを模索している」と話す。
《RBB TODAY》

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