2010年度の電子書籍サービス市場規模は640億円、2015年度には5倍以上に…MM総研調べ | RBB TODAY

2010年度の電子書籍サービス市場規模は640億円、2015年度には5倍以上に…MM総研調べ

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あなたは2010年の間に電子書籍を利用したことがありますか(単一回答)※N=2500
  • あなたは2010年の間に電子書籍を利用したことがありますか(単一回答)※N=2500
  • どんな端末で電子書籍を利用しましたか。もっともよく利用した端末をお答え下さい(単一回答)※N=462
  • 電子書籍サービスの市場規模予測(~2015年度):億円
  • 電子書籍端末の市場規模予測(~2015年度):万台
 MM総研は14日、15歳以上のインターネット利用者2500名に対して「電子書籍サービスおよび電子書籍端末の市場規模」に関する調査を実施した結果を発表した。

 まず、電子書籍市場を分析する前提として、紙の書籍の市場規模について分析した。アンケートの結果、2010年度における新品・中古の紙の書籍(雑誌・マンガ・写真集含む)の購入金額は2兆5,378億円となった。「書籍」「雑誌・マンガ・写真集」の内訳でみると、「書籍」が1兆7,321億円、「雑誌・マンガ・写真集」が8,057億円となっている。一方2010年における電子書籍の利用状況は「有料コンテンツ利用」が5.1%(127人)、「無料コンテンツのみ利用」が13.4%(335人)で有料・無料利用を合わせて18.5%(462人)が利用していると回答した。

 有料・無料を問わず電子書籍を利用すると回答した462人に電子書籍を読むのにもっとも利用する端末を質問した結果、「携帯電話・PHS」が28.8%(133人)、「デスクトップPC」23.4%(108人)、「ノートPC」19.7%(91人)、「iPhone」11.3%(52人)、「iPad」5.4%(25人)の順となった。さらに有料電子書籍の利用者127人に電子書籍の利用ジャンルおよび購入金額を分析した結果、2010年度の電子書籍サービス市場は640億円となった。「書籍」と「雑誌・マンガ・写真集」の内訳でみると、「書籍」が362億円、「雑誌・マンガ・写真集」が278億円となった。全23ジャンル中で「マンガ・コミック単行本」の約162億円がもっとも大きな金額となり、電子書籍サービス市場全体の25%を占める結果となった。

 今後の電子書籍利用意向を質問した結果、「利用したい」が15.5%(388人)、「利用を検討したい」が46.5%(1163人)で合わせて62%(1551人)が利用意向を示した。反対に「利用したくない」は36.9%(923人)存在した。

 MM総研では電子書籍サービス市場は2010年度の640億円から2015年度には3,501億円まで拡大し、年平均成長率は40.5%になると予測。成長著しいジャンルとしては書籍の「医療・学問・語学・資格・就職・参考書・辞典」「趣味・生活・実用」「推理・ミステリー・ホラー・SF」の金額規模がそれぞれ300億円以上になる見通しとした。なお2500人に今後の電子書籍専用端末やタブレット端末の購入意向を質問した結果、「購入したい」が8.0%(200人)、「購入を検討したい」が48.1%(1,203人)となり、合わせて56.1%が購入意向を示した。2010年度では113万台の電子書籍端末が2015年度には639万台まで拡大し、年平均成長率は41.4%になると予測。電子書籍専用端末は2010年度の16万台から2015年度には198万台、タブレット端末は2010年度の97万台から2015年度には441万台までそれぞれ拡大すると予測した。
《冨岡晶》

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