富士通BSC、電子文書の持ち出し承認システム「FENCE-Works」を発売 | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

富士通BSC、電子文書の持ち出し承認システム「FENCE-Works」を発売

エンタープライズ ソフトウェア・サービス
運用イメージ
  • 運用イメージ
 富士通ビー・エス・シーは29日、情報セキュリティソフト「FENCE」シリーズの新製品として、電子文書の持ち出し承認システム「FENCE-Works」を発表した。4月1日より販売を開始する。

 「FENCE-Works」では、電子文書の持ち出しに関する申請、承認、暗号化、持ち出し、持ち帰り、ログ管理までの一連の運用をシステム化。運用負荷の軽減と、セキュリティポリシーに則った運用の徹底を実現した。申請者が持ち出し申請したファイルを承認者が承認することにより、持ち出しファイルを自動的に暗号化、持ち出すファイルの原本や暗号化されたファイルをサーバ内に保管する。また、申請~持ち出しに関する一連の流れをログとしてすべて残すことが可能。さらに持ち帰り申請を行った場合、持ち帰りについてもログとして残す。ログデータはCSVファイルとして外部出力することが可能。ユーザー情報をCSVファイルから取り込むことも可能で、これにより、既存のユーザーディレクトリとの連携を簡単にし、人事異動や組織変更に柔軟に対応できる。組織ごとに異なるポリシーで運用することもできる。

 暗号化形式には独自の暗号化ファイル「FENCEブリーフケース」などが利用可能。FENCEブリーフケースではデータを復号せずに暗号化ファイルを直接編集・保存することができ、「復号」「名前を付けて保存」「印刷」等の操作が禁止されるため、持ち出し先に平文データを残すことができない仕組みとなっている。また持ち出し制御ソフトウェア「FENCE-G」と連携することで、承認されたFENCEブリーフケース以外は持ち出すことを不可能とすることもできる。

 最小構成価格(サーバライセンス+1ユーザーライセンス)は487,500円(税込み)。今後3年間で100企業での採用を目指す。
《冨岡晶》
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

page top