ヴイエムウェア、クラウド環境向け運用管理「VMware vCenter Operations」を新たに発表 | RBB TODAY

ヴイエムウェア、クラウド環境向け運用管理「VMware vCenter Operations」を新たに発表

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VMware vCenter Operationsの概要
  • VMware vCenter Operationsの概要
  • VMwareのクラウドへのアプローチ
  • 各エディションの内訳
 ヴイエムウェアは9日、動的に仮想化環境およびクラウド環境におけるサービスの管理を効率化・自動化するソリューション「VMware vCenter Operations」、および自社の戦略を発表した。

 VMware vSphereは、リソース割り当てやロードバランシングなどの多くの重要なシステム管理機能を仮想化プラットフォーム上に構築することで単純化を実現し、多くの企業データセンタに革新をもたらしている。今回発表された「VMware vCenter Operations」は、VMware vSphereと緊密に統合され、その高度なインフラ管理機能により、物理コンポーネント(サーバ、ストレージ、ネットワーク)および企業内にある他の管理ツールからデータを収集する。その後、これらのシステムが生成した数百万ものデータポイントをリアルタイムで分析し、得られた重要な情報をシンプルで実用的なダッシュボードを通じて視覚的に表現する。これは、インフラおよび運用管理チームが、運用上の決定を迅速におこなうために必要なインテリジェンスを得られるということを意味し、以下のようなことを可能にする。

 まず、環境の動作状況の分析と、強力な視覚化を備えた独自のリアルタイム パフォーマンスダッシュボードによって、ITは、問題が発生してSLAが影響を受ける前に、プロアクティブにパフォーマンスの問題やその危険性を特定することが可能だ。

 そして、独自の分析機能とインフラ認識技術の組み合わせにより、VMware vCenter Operationsは、より速く正確に、症状の判断が可能になる。その結果、インフラおよび運用部門は、パフォーマンスの問題の根本的原因により速く到達できる。VMware vCenter Operationsは、より協調的なアプローチを可能にすることで、問題解決と変更管理のサイクルを迅速化し、マニュアル作業を40%削減できるという。

 また、VMware vCenter Operationsは、サービス展開に際して情報に基づいた決定を迅速に行えるよう、パフォーマンスおよび容量のリアルタイム分析機能を提供する。この機能は、自動運用環境で求められる、迅速で信頼性の高いプロビジョニングを可能にするために不可欠だ。

 自動化されたプロビジョニングと構成分析は、IT が運用上のベストプラクティスおよび業界または規制に対するコンプライアンス要件に継続的に準拠できるように、構成変更を自動検出し、ロールバックを可能にすることで、最適な構成を維持する。

 VMware vCenter Operationsは、VMwareおよびヴイエムウェアが買収した企業によって開発された、パフォーマンス、容量、および構成管理機能を実装する製品およびソリューションのセットで構成され、VMware vCenter Operations のコンポーネントに加えVMware vCenter Capacity IQ、VMware vCenter Configuration Managerなどが含まれる。VMware vCenter Operationsは、VMware vSphereの仮想化環境と物理環境の両方を管理するユーザーのニーズに合わせて、「VMware vCenter Operations Standard」「 VMware vCenter Operations Advanced」「VMware vCenter Operations Enterprise」の3つのエディションで提供される。

 「VMware vCenter Operations Standard」は、容量分析機能および変更認識機能を備えた VMware vSphere仮想化環境およびクラウド環境のパフォーマンスを管理し、「VMware vCenter Operations Advanced」は、vCenter Operations Standard で提供される VMware vSphere仮想化環境およびクラウド環境のパフォーマンス管理に加え、より高度な容量分析機能および容量計画機能を追加する。「VMware vCenter Operations Enterprise」は、仮想化環境と物理環境の両方において、パフォーマンス、容量計画機能、および構成管理機能、カスタマイズ可能なダッシュボード、高性能なアラート機能、およびアプリケーション認識機能を提供(このエディションの日本市場での提供開始は2011年中を予定)する。

 これらのエディションの最初のバージョンは第1四半期末に出荷される予定で、価格は仮想マシン当たり6,250円(市場予想価格)より提供される予定。
《池本淳》

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