新モデル発表翌日の25日、アップルの担当者が来日し、新型MacBook Proの説明を行なった。上で挙げたポイントに加え、HDウェブカム搭載により、720p/フルスクリーン表示が可能となったビデオ通話機能「FaceTime for Mac」をアピール。「ワイドになったことで、複数の家族や友人と話す際に便利」と話してくれた。現場で行なった実際のデモ通話においても、高精細な動画表現とワイド表示による見やすさは見て取れた。
前世代に比較して、CPU性能は2倍、グラフィックス性能は3倍になったという。それらを体感させてくれたのが、3Dモデルレンダリングのデモだ。デモ機は15型の上位モデルとなるクアッドコアCore i7(2.2GHz)を用いていたが、2台の車の絵の3Dレンダリングがものの数秒で完了。アクティビティモニタ上では、仮想コアを含み8コア全てがフル稼働している。ラインアップの中でも、この15型上位と17型(CPUは同じ。グラフィックスはビデオメモリ1GBを備えたRadeon HD 6750M)は、それこそ「Pro」が好むモデルと思われる。クリエイターがこれ1台で全てを済ませるに耐えうる性能を持っていると言えるだろう。