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フィル・シラー米アップル上級副社長、新型MacBook Proのバッテリー問題に反論

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 Appleのワールドワイドマーケティング担当上級副社長であるフィリップ・シラー氏は、米月刊誌「コンシューマー・レポート」が導き出した新型MacBook Proのバッテリー性能に関するテスト結果について、同誌と協力する考えを明らかにした。

 コンシューマー・レポートは現地時間22日、新型MacBook Proについて、Appleが公称しているバッテリー性能と乖離があることを指摘。たとえば、Touch Barを搭載した13インチモデルについては、Appleの公式ウェブページ上で、最大10時間駆動可能とされているものの、同誌がテストした結果は、最初の試験で16時間持続して以降、2回目の試験では12.75時間、3回目の試験ではわずか3.75時間と大きなバラつきが生じた。他モデルでも、同様の実験結果となったことが報告されている。

 これを受けて、フィリップ・シラー氏は現地時間23日、Twitterで「バッテリー試験の結果を理解すべく、コンシューマー・レポートと協力する。(同誌が出した)結果は、Appleのラボテストやフィールドデータと一致しない。」と反論した。コンシューマー・レポートは、よりユーザーの利用環境に近くなるよう、量販店にて製品を調達し、製品ごとのテストを複数回行うなどしたわけだが、一体どのような結論が導き出されるのかに、注目が集まる。新型MacBook Proのバッテリー持続時間については、Appleのサポートコミュニティなどで、多数のユーザーが問題を報告していた。

《KT》
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