0.1ポイント差の首位争いを制したNEC……2010年の国内PC出荷実績
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出荷台数は1,527.1万台で1995年の統計開始以来の最高台数。出荷金額は1兆3,579億円で2000年以来10年ぶりの前年比プラスに転じた。
タイプ別にみると、ノートPCが877.1万台で前年比21.8%増、デスクトップPCは575万台で27.5%増であったが、ネットブック(ミニノートPC)は75万台にとどまり44%の減少。ネットブック離れの傾向が数字からも明らかになった。
メーカー別では、NECと富士通がともに20%に迫るシェア争いを繰り広げる2強の図式に変わりはないが、その差は台数にして約1万台。シェアの差が09年の0.2%から0.1%に若干縮まり、僅差の争いがますます激化の様相を呈してきた。
しかし、先月末に合弁会社設立の発表があったとおり、NECとレノボ(2010年の順位は7位)がグループとなった際には、今回の調査結果から弾きだした場合、グループ合計のシェアは19.5%プラス6.1%で25.6%。2位富士通の19.4%から6.2ポイントの大きなアドバンテージを得る形となる。なお、各メーカーの中でレノボは前年からの伸長率が最も高く、約1.6倍となる156.8%を記録した。
3位以降は東芝が11.7%、デルが10.2%、日本HPが9.7%、ソニーが6.1%、レノボが6.1%(台数ではソニーが約1万台上回った)、日本エイサーが5.2%、アップルが3.6%と続く。09年との比較では、東芝とデル、レノボと日本エイサーが順位を入れ替え、東芝が3位にランクアップした。
2011年の展望として、スマートフォンやタブレット端末、携帯ゲーム機、電子書籍端末、テレビなどインターネット接続機器が多様化するなか、PCがどれだけ優位性を発揮できるかがカギとなりそうだ。
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