日立ソリューションズ、情報・知識共有基盤「InWeave」新製品とクラウドサービスを提供開始 | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

日立ソリューションズ、情報・知識共有基盤「InWeave」新製品とクラウドサービスを提供開始

エンタープライズ ソフトウェア・サービス
組織内の知識を集約し、蓄積・活用を支援
  • 組織内の知識を集約し、蓄積・活用を支援
  • 全社レベルで課題解決、知識・ノウハウ共有の場を実現
  • コンテンツと人を関連付けて管理し、キーパーソンへのリーチを可能に
  • 社内外に存在する多様な情報源から必要な情報を検索・収集
 日立ソリューションズは21日、情報・知識共有基盤「InWeave(インウィーブ)」の新製品「InWeave Collaboration / Enterprise Edition」と「InWeave for SaaS」を発表した。

 「InWeave」は、最新のソーシャルテクノロジーを、業務コミュニケーションやコラボレーションに活用することで、個人の知識・ノウハウを組織知として蓄積し、組織やプロジェクトにおける共有・活用を支援する基盤製品となる。「InWeave Collaboration / Enterprise Edition」は、従来製品の「InWeave Collaboration /Standard Edition」に複数データベースの横断的な検索機能、携帯電話で使用できるインタフェースのサポート、英語表示機能などを付加し、機能を強化・拡張している。「InWeave Collaboration」のクラウドサービス「InWeave for SaaS」は、知識やノウハウを共有するための様々な形態のコラボレーションに対応し、ブログ、Wiki、SNSを主機能とする月額で利用が可能なサービスだ。サーバーやソフトのセットアップが不要なため、短期間で利用開始が可能で、またセキュアなクラウド環境にアクセスして利用するので、社外からも安全に情報共有が可能となる。

 「InWeave Collaboration / Enterprise Edition」では、「エンタープライズサーチ機能」が追加された。ファイルサーバーやグループウェアなど複数のデータベースを横断的に検索が可能な機能だ。また、ファイルサーバーやグループウェアなどの更新を監視し、ユーザに通知する「テーマ機能」、「iGoogle」に準拠したガジェットを利用し、「InWeave」内のコンテンツや既存の社内システムおよび社内Webサイトへのリンクガジェットの作成が可能な「ポータル機能」、閲覧状況を管理し、情報漏えいの防止や追跡を行える「証跡管理機能」を搭載。さらに、利用場所を車内に限定せず、外出先から記事やコメントの投稿、情報の閲覧・検索などを携帯電話から行える。また、グローバル企業の情報・知識活用を支援するために英語表示もサポートされている。

 「InWeave for SaaS」は、セキュアなクラウド環境にアクセスして情報を共有できる。これにより、社内ネットワークが確立されていない海外拠点や、セキュリティ面で社内ネットワークへアクセスを許可するのが難しい社外パートナーでも利用することが可能だ。また、サーバーやソフトウェアの導入が不要なため、短期間での利用開始が可能。月単位の利用が可能で、期間が限定的なプロジェクトなどにも適している。本サービスは、日立ソリューションズのクラウドサービス「SecureOnline」上に環境を構築する。

 「InWeave Collaboration / Enterprise Edition」の価格は525万円(CPUライセンス/2コアまで)、「InWeave for SaaS」は初期料金36万7500円、月額利用料金788円(ユーザー)。「InWeave Collaboration / Enterprise Edition」は24日より、「InWeave for SaaS」は2011年1月31日より、それぞれ提供を開始する。
《池本淳》
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

page top