NICT、広告効果が確認できる「ネットワーク活用型広告」の配信実験を開始 | RBB TODAY

NICT、広告効果が確認できる「ネットワーク活用型広告」の配信実験を開始

 独立行政法人 情報通信研究機構(NICT)、ナシュア・ソリューションズ(NSC)、芝浦工業大学は8日、ネットワークを利用して配信した広告の効果把握により、次回の広告をさらに効果的にする“インタラクティブ広告配信システム”を発表した。

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店舗側からの広告配信のイメージ
  • 店舗側からの広告配信のイメージ
  • 消費者側における広告受信サービスの利用イメージ
  • 敷設した無線ネットワーク及び実証実験区域
  • 岩見沢市に配備したNerveNetの基地局とアンテナ
 独立行政法人 情報通信研究機構(NICT)、ナシュア・ソリューションズ(NSC)、芝浦工業大学は8日、ネットワークを利用して配信した広告の効果把握により、次回の広告をさらに効果的にする“インタラクティブ広告配信システム”を発表した。

 総務省のSCOPE地域ICT振興型研究開発「地域ビジネスのためのユーザーコンテキストに基づくリアルタイム広告配信システムの研究開発」の一環として、北海道岩見沢市と共同で実験を実施する。実施期間は12月13日~2011年3月末日。この広告配信システムでは、店舗が作成・配信した広告を閲覧した住民が来店した際に、来店確認や購買確認を電子的に行うことで、広告効果を直接確認できる。実験によって、ネットワークを活用した広告配信技術による地域活性化や経済効果、無線ネットワークの機能検証等を行うのが狙い。

 具体的には、NICT開発の無線ネットワーク(NerveNet)を岩見沢市に敷設、NICT、NSC、芝浦工大共同で開発した広告配信システムを、岩見沢市四条通り商店街の店舗が利用して広告配信する。実験参加者は岩見沢市近郊在住者が対象で、Webサイトから参加登録する形式となる。参加店舗には、広告の作成、入力、配信と来店者対応機能を備えた店舗用端末を設置。各店舗用端末は、NerveNetを経由して岩見沢市自営ネットワークやインターネットと接続する。実験参加消費者には、個人識別用の専用電子タグ、または固有のID番号が配布され、参加店舗では、店舗用端末を利用した広告配信や、消費者が来店や購入する際の認証等を行う。これにより煩わしい登録作業なしで、個人情報漏えいの心配なく、広告に基づいたサービスが受けられる見込み。
《冨岡晶》

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