【BlackBerry Day 2010(Vol.4)】医療や決済、ブックリーダーなどのBlackBerry関連ソリューション | RBB TODAY

【BlackBerry Day 2010(Vol.4)】医療や決済、ブックリーダーなどのBlackBerry関連ソリューション

ブロードバンド 回線・サービス
BlackBerryでの医療活用を提案していたアイ・エス・ビー。BlackBerryはセキュリティに強い端末なので、こうしたモバイルの新しい使い方にも適している
  • BlackBerryでの医療活用を提案していたアイ・エス・ビー。BlackBerryはセキュリティに強い端末なので、こうしたモバイルの新しい使い方にも適している
  • Dicomサーバーに蓄積されているCT画像や超音波診断などの画像データを、BlackBerryに読み込んで表示させることで一次診断に利用
  • オンラインショップ運営に便利な決済手段を出展していたペイパルのブース
  • BlackBerryのアプリストア「App World」において、PayPalかクレジットカードを標準決済として選択できる
  • オムロンソフトウェアのブース。クラウド・プリンティング・ソリューション「CORTADO」で、BlackBerryの内容を印刷
  • BlackBerryで名刺を撮影し、解析サーバーのOCRでテキスト化した後、BlackBerry側にテキストデータを送り返すサービス
  • BlackBerryを活用した、サイバックスのスマートフォン・ラーニング。ビジネスマナー、ビジネススキル、Microsoft Office、MBAなど5ジャンル21コースが用意されている
  • タービュランスデザインの縦書きブックリーダー。BlackBerry対応は本製品のみだという。ルビや禁則処理を含む日本語を表示できる
 18日の「BlackBerry Day 2010-Change your everyday-」の展示ブースでは、BlackBerryの周辺機器のほかにも、サービスや関連アプリケーションも展示されていた。

■医療分野におけるBlackBerryの活用

 最近になってモバイル端末を医療分野で活用する事例がiPhoneやiPadで見られるようになったが、アイ・エス・ビーのブースでは、BlackBerryでの医療活用を提案。「Dicom」(Digital Image and Communication in Medicine)と呼ばれる医療用画像と通信の規格をベースにしたフリーのサーバーソフトから、デジタル画像ファイルをBlackBerryに読み込んで閲覧できる「DicomViewerアプリケーション」を参考品として出展。デモでは、実際にCT画像や超音波診断の画像をBlackBerryに読み込んで、画像を拡大・縮小・回転・反転させていた。院外での一次診断や、動けない患者の診療説明などの利用を想定しているという。

■BlackBerry向けのPayPal

 ペイパルでは、オンラインショップ運営に便利な決済手段として「PayPal」を紹介していた。これは、もともとeBayのオークションで利用されていたもので、オンライン上で自分用の口座を開き、それをクレジットカードとヒモづける仕組みだ。このサービスを利用すると、ショッピングの支払い時に自分のメールアドレスとパスワードを入力するだけで簡単に処理できるようになる。現在、BlackBerryのアプリストア「App World」において、このPayPalかクレジットカードを標準決済として選択できるようになっている。

■クラウド型プリンティングソリューション

 オムロンソフトウェアでは、BlackBerry側からサーバー側に指示することで、印刷、メール送信、ファックス送信、ファイル保存・閲覧などを実行できるクラウド・プリンティング・ソリューション「CORTADO」を紹介していた。またBlackBerryで名刺を撮影し、その画像データを解析サーバーに送って、OCRでテキスト化した後、属性を付けてBlackBerry側に送り返すユニークなサービスもあった。名刺情報は名前や会社名、住所、電話番号、メールアドレスなどの属性付きデータなので、そのまま電話帳に新規登録できるようになるという。

■BlackBerryを活用したeラーニング

 サイバックスは、BlackBerryを活用したスマートフォン・ラーニングを提案していた。近年、文教関係や社内研修などでeラーニングが積極的に取り入れられるようになってきている。会社や家で学習するだけでなく、仕事の移動などで発生したスキマ時間を有効に活用すべく開発されたのが、このコンテンツだ。同社では、法人向け携帯学習サイト「GranAile mobile」をリリースしているが、スマートフォンにも対応したASPサービスを開始。現在、ビジネスマナー、ビジネススキル、Microsoft Office、MBA、メンタルヘルスなど5ジャンル21コースが用意されている。まず学習ページで図解を使って概略をイメージさせたうえで、クイズや試験を実施する形式で、オリジナルコンテンツの制作にも対応するそうだ(別途、制作費必要)。新入スタッフ向け研修、新サービスへの対応マニュアル、社内資格取得のための自己啓発などに活用できるだろう。

■BlackBerry対応の縦書きブックリーダー

 BlackBerry対応の縦書きブックリーダーを紹介していたのはタービュランスデザインだ。独自の縦書き表示エンジンを搭載した「Vertical」を利用することで、ルビや禁則処理を含む日本語がBlackBerry上で表示される。文字サイズ・文字色・背景色など細かいカスタマイズも可能だ。時計、時間アラーム、メモ、しおりなどの機能があるほか、マルチ・コンテンツ スタンバイ機能により、最大10本のコンテンツをメモリーに展開し、BlackBerryのテンキー(1~10)にアサインして、すばやくコンテンツにアクセスできるようになる。

■端末上で、稟議書や報告書などの閲覧・承認決済

 新明和ソフトテクノロジは、BlackBerry対応のワークフローアプリケーション「FROW BB」を出展していた。これは、各種ワークフローシステムと連携することで、BlackBerry上で稟議書や報告書などの閲覧・承認決済が行えるアプリケーションだ。基本的には、既存システムとのデータ連携インターフェースをユーザーに合わせてカスタマイズしてFROW BBと接続するという形になるが、プッシュ型のBlackBerryを端末として使うことで、社内から承認依頼が届くと、画面アイコンが変わって新着表示する仕組み。Word、Excel、Powerpointなどが添付されている場合には、それらを端末で閲覧することもできる。いつでもどこでもセキュアな形でタイムリーに承認決済が可能になる。

■サイボウズの「KUNAI Lite for BlackBerry」
 グループェアで有名なサイボウズは、BlackBerry専用アプリケーションを展示していた。「KUNAI Lite for BlackBerry」は、「サイボウズ Office8」や「サイボウズ ガルーン」が利用できるアプリケーションで、スケジュール、電子メール、アドレス帳の同期が可能だ。「モバイルKUNAI」もスケジュールやアドレス帳を既存アプリケーションに同期させる機能を持つものだが、来年4月からサイボウズ独自のアプリケーションとしてワークフローなども利用できるようになるそうだ。さらに閉じた社内メールでメッセージをやりとりできる機能も搭載する予定だという。

■マイクロソフトはクラウドサービスを連動

 マイクロソフトと協立情報通信は、マイクロソフトのクラウドサービス「BPOS」(Business Productivity Online Suite)や、それらをBlackBerryで連動させる提案をしていた。BPOSは、Exchange Online、SharePoint Online、Live Meeting2007、Communications Onlineがワンパッケージになって月額1044円(1ユーザー)から利用できる。また協立情報通信では、ExchangeサーバーをBlackBerryと連携する際に必要となるBESサーバーのレンタルや保守などもサポートするという。

 また、このほかにも会場外のスペースでは、日本ではあまり見られない海外仕様の珍しいBlackBerry端末も参考展示されており、来場者の目を引いていた。
《井上猛雄》

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