HOYA、約7コマ/秒の高速連写やフルHD動画撮影が可能なデジタル一眼レフ「PENTAX K-5」 | RBB TODAY
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HOYA、約7コマ/秒の高速連写やフルHD動画撮影が可能なデジタル一眼レフ「PENTAX K-5」

IT・デジタル デジカメ
「K-5 18-135レンズキット」の高倍率標準ズームレンズ装着時
  • 「K-5 18-135レンズキット」の高倍率標準ズームレンズ装着時
  • 「K-5」の本体正面
  • 「K-5」の本体背面
  • 同じく新発売の高倍率標準ズームレンズ「smc PENTAX-DA18-135mmF3.5-5.6EDAL [IF] DC WR付き」
 HOYAは21日、PENTAX(ペンタックス)ブランドレンズ交換式デジタル一眼レフカメラ「K」シリーズで最上モデルとなる「PENTAX K-5」を発表。10月下旬から順次発売する。価格はオープン。

 製品のラインアップと予想実売価格は、ボディ単体「K-5キット」が140,000円前後、ボディに標準ズームレンズ「smc PENTAX-DA18-55mmF3.5-5.6ED AL WR 付き」が付いた「K-5 18-55WRレンズキット」が150,000円台半ば、ボディに高倍率標準ズームレンズ「smc PENTAX-DA18-135mmF3.5-5.6EDAL [IF] DC WR付き」が付いた「K-5 18-135レンズキット」が190,000円前後。K-5 18-55WRレンズキットのみ11月中旬発売予定となる。

 同製品は、2009年6月に発売された「K-7」のスペックアップモデル。撮像素子は23.4×15.6mmの新開発CMOSイメージセンサーを搭載し、画像処理エンジン「PRIME II」との組み合わせで有効画素数を約1,628万画素にまで高精細化した。また、ノイズを大幅に低減しており、ISO感度は通常で100~12,800、拡張設定時は80~51,200もの幅広い感度設定が可能となった。

 連続撮影機能も高速化し、最高約7コマ/秒で連続30コマ(JPEG撮影時)の高速連続撮影に対応。AF(オートフォーカス)では最新の11点ワイドAFセンサー「SAFOX IX+(サフォックスナインプラス)」(中央部9点はクロスタイプ)を採用。さらに、「AF.S(シングル)モード」ではフォーカス優先/レリーズ優先のいずれかを、「AF.C(コンティニュアス)モード」ではフォーカス優先/コマ速優先のいずれかを撮影シーンに応じて自由に選択可能。なお、本体に専用のAF補助光を搭載し、暗い場所でのピント合わせが容易になったという。

 映画のワンシーンのような重厚な表現が楽しめる「銀残し」など全9種類から自分好みの画像仕上げができる「カスタムイメージ機能」を搭載。また、従来の「シャープネス」「ファインシャープネス」に加え、微細な箇所の輪郭を強調し、より解像感を高める「エクストラシャープネス」を新採用。カメラ内で画像にさまざまな加工処理を施し、多彩な映像表現が楽しめる「デジタルフィルター機能」では、新たに「デッサン」や「ポスタリゼーション」などを加えた全18種類をラインアップした。さらに、幻想的で独特な色合いに変化した画像が得られる「クロスプロセスモード」を備えるなど、個性的な写真表現が楽しめる多彩な画像処理機能を用意した。

 動画撮影機能は、25コマ/秒のフレームレートで最高解像度1,920×1,080ピクセルのフルHDに対応。また、静止画と同様、カスタムイメージやデジタルフィルター効果を使用した動画撮影など、動画撮影でも幅広い映像表現を楽しめる。

 そのほかの特長として、K-7と同様に小型ボディと堅牢性・防滴性・耐寒性を兼ね備えたほか、視野率約100%・倍率約0.92倍のガラスプリズムファインダーや、マニュアルフォーカス時のピント合わせを容易にする「ナチュラルブライトマット III」フォーカシングスクリーンを搭載。同社独自の手ぶれ補正機構「SR(Shake Reduction)」を装備。ディスプレイは3型で約92.1万ドットの広視野角液晶を備えた。

 おもな仕様として、画像ファイル形式は静止画がJPEG/RAW、動画がMotion JPEG(AVI)。記録メディアはSD/SDHCカード。インターフェースはHDMI/USB2.0/AVなど。バッテリはリチウムイオン充電池。本体サイズは幅約131×高さ97×奥行き73mm(突起部除く)、重さは約740g(バッテリ/SDカード含む、本体のみ約660g)。

 なお、K-5 18-135レンズキットに付く高倍率標準ズームレンズのsmc PENTAX-DA18-135mmF3.5-5.6EDAL [IF] DC WR付きは新製品。35mm判換算で広角27.5~207mm、約7.5倍の高いズーム倍率に加え、レンズ内モーターによる滑らかなAF機構を採用。また、簡易防滴構造とした。さらに、より自然で美しいぼかし味を可能とする円形絞りを作用した。レンズ単体はオープン価格で、予想実売価格は60,000円前後。
《加藤》
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