HOYA、新開発のCMOSセンサーを搭載したペンタックスブランドのデジタル一眼——防塵・防滴の堅牢ボディ | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

HOYA、新開発のCMOSセンサーを搭載したペンタックスブランドのデジタル一眼——防塵・防滴の堅牢ボディ

IT・デジタル デジカメ
K-7
  • K-7
  • 進化信号処理技術
  • 各部の名称
 HOYAは21日、ペンタックスブランドのデジタル一眼レフカメラ「K」シリーズの新製品として、新開発のCMOSセンサーや画像処理エンジンを搭載した「K-7」を発表。6月末より販売する。価格はオープンで、予想実売価格は130,000円前後。

 同製品は、有効画素数を1,460万画素としたレンズ交換式のデジタル一眼レフカメラ。撮像素子は23.4×15.6mmの撮像面積を持ち、4チャンネルでの画像信号の高速読み出しが可能な新開発のCMOSイメージセンサーを採用している。

 ボディ外装にはマグネシウム合金を、シャシーには剛性の高いステンレス合金を採用。また、77ヶ所にシーリングを施した防塵・防滴構造や−10度までの耐寒性能、10万回の作動に耐える最高速度1/8000秒のシャッター機構を装備するなど、堅牢性の高い設計となっている。

 コントラストAFと最大16人までの顔認識AFが可能になったライブビュー機能や動画撮影機能を新たに装備。動画解像度は1,280×720/1,536×1,024/640×416ピクセルから選択可能で、いずれもフレームレートは30fps。映像出力用のHDMI端子と、外部マイクの入力端子を備えている。

 画像処理エンジンは従来の「PRIME」よりも処理スピードを向上させた「PRIME II」を搭載。色再現性を階調豊かにし、動画撮影時の高速データ転送などを可能としている。

 視野率が約100%、倍率が約0.92倍のガラスプリズムファインダーを採用。マニュアルフォーカス時のピント合わせを容易にした「ナチュラルブライトマット III」フォーカシングスクリーンを新たに搭載している。測距点数はクロスタイプの中央部9点+2点の11点。新開発の77分割測光素子を採用したことで測光の精度を向上。本体内のセンサー情報により、構図の縦横情報、被写体までの距離情報、被写体の撮影倍率情報などを加えることで露出精度を高めているという。

 新機能として、露出の異なる3枚の画像を合成して広階調の画像が撮影できる「HDR」機能や、画面の水平を確認できる「電子水準器」機能を搭載。

 そのほか、シャッタースピード換算で約2.5〜4段分の効果が得られる手ぶれ補正機構「SR(Shake Reduction)」や顔検出AF、ゴミ除去「DR II(Dust Removal II)」機構、最高約5.2コマ/秒の高速連写機能などを備えている。

 おもな仕様として、画像ファイル形式は静止画がJPEG/DCF2.0/RAW、動画がMotion JPEG(AVI)。ISO感度はAUTO/ISO100〜3200(カスタムで6400が使用可能)。対応メモリはSD/SDHCメモリーカード。ディスプレイは3型TFTカラー液晶、広視野角タイプ、明るさ調整機能付、 色調整機能付、ARコート。

 バッテリはリチウムイオン充電池、インターフェースはUSB2.0/AV出力/外部電源/外部レリーズ/Xシンクロソケット/HDMI出力/ステレオマイク入力。本体サイズは幅130.5×高さ96.5×奥行き72.5mm(突起部除く)、重さは670g(本体のみ)。
《加藤》
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

page top