Twitterのつぶやきを口コミ分析、「食べるラー油」はどのように広まったか?
ブロードバンド
その他
-
コスパ最強の“手のひらサイズ”ミニPC「GT13 Pro 2025 Edition」「A5 2025 Edition」がGEEKOMから登場!
-
【クチコミ分析最前線】年800万人を集客、USJのソーシャルメディア戦略
-
バンクーバー五輪で最も“つぶやかれた”のは浅田真央、國母和宏も上位に
今回の分析では、「辛そうで辛くない少し辛いラー油」に関するつぶやきを、誰かに返信したつぶやき(reply)、誰かのつぶやきを転送したつぶやき(retweet)、それ以外のつぶやき(simple tweet)の3種類に分類した。
それによると、テレビの情報番組でラー油の特集が組まれた3月22日~28日の週に、つぶやき件数が最大を記録。その1ヵ月前の2月8日の週に、replyとretweetの割合が前週の36%から57%へ増加しており、つぶやき件数が最大に達する以前から、ラー油に関するつぶやきへの関心が高まっていたことが推測されるとしている。
またつぶやき上のURLを通して伝えられるWebサイトの種類としては、Twitpicなどの画像共有サイトが最も多かった。これは商品やご飯にかけた場面等を写真に撮って、それをつぶやくことが多いためだという。その他のWebサイトとしては、製品メーカーサイトや製品を紹介するニュース記事、ソーシャルゲームのねた(ツイッター診断メーカーでの診断結果)などの引用が見られた。
両社は、ツイッター上でreply、retweetなどのコミュニケーションを通して反響が広がる際、多くのWebサイトが情報の伝播に介在していたことがみてとれるとしている。また発信される情報自体が分析対象であったブログの分析とは異なり、ツイッター分析ではユーザー間のコミュニケーションや参照情報がより注目すべき分析対象となるとコメントしている。