米ノベル、Linuxベースのアプライアンスの公開・共有が可能な「SUSE Gallery」を提供開始
エンタープライズ
ソフトウェア・サービス
-
コスパ最強の“手のひらサイズ”ミニPC「GT13 Pro 2025 Edition」「A5 2025 Edition」がGEEKOMから登場!
-
富士通とMS、クラウド分野での戦略的協業を正式発表 ~ Windows Azureをアプライアンス展開
-
ノベル、業界初となるソフトウェアアプライアンス形式のログ管理製品の最新版を発表
ソフトウェア・アプライアンスとは、アプリケーション、ミドルウェア、OSをあらかじめ組み合わせ、単一のデータイメージに統合したもの。「SUSE Gallery」はSUSE Studioの登録ユーザーであれば利用可能で、自身の個別業務や個人的なニーズに対するソリューションとなる公開されたアプライアンスを検索し、そのアプライアンスを無償でダウンロード可能。ISV、アプリケーション開発者、システムエンジニアは、自身のアプライアンスを他の人々と共有したり、宣伝したり、協力し合ったり、自由にやり取りしたりできる。アプライアンス形式のため、エンドユーザーは従来型のソフトウェア・アプリケーションに多く見られたインストールや設定の面倒を避けることができる。開発者によるアプライアンスの公開時も、エンドユーザーによるアプライアンスダウンロード時も無償でサービスを利用可能。アプライアンスのテンプレートやカスタマイズしたOSイメージも公開できる。
SUSE Galleryは、1周年を迎えたSUSE Appliance Programにおける最新の機能となっている。SUSE Appliance Programは、ISVがアプライアンスの作成を簡略化し、開発やサポートのコストを削減し、アプリケーションをクラウドに広げることを支援する包括的なビジネス/テクノロジ・プログラムとなっている。
またSUSE Galleryの提供開始を記念して、ノベルは「第一回Disterアワード」の実施を発表した。これはSUSE Studioの表彰コンテストで、7月27日から9月30日にかけて実施される。“もっとも革新的なソフトウェア・アプライアンス”を作った人を、「コミュニティ利用」と「商用利用」の2つのカテゴリで表彰するもの。2人の受賞者にはそれぞれ1万ドルが贈呈される。