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F5、SSL VPN製品の最新バージョン「FirePass 7.0」を発表

エンタープライズ ソフトウェア・サービス
 F5ネットワークスジャパンは22日、FirePass SSL VPNソリューションの最新バージョン「FirePass 7.0」を発表した。

 FirePassは、リモートアクセスに、高い利便性と強固なセキュリティを提供するF5のSSL VPN製品。今回、新たに発表された仮想アプライアンス製品「FirePass Virtual Edition」(FirePass VE)では、物理バージョンにおける従来の機能がすべて提供され、仮想アプライアンスおよびハードウェア汎用のサーバプラットフォームにも導入が可能となっている。大規模なリモートアクセス環境が必要とされる場合においても、今年6月に発表した、BIG-IP Local TrafficManager Virtual Editionとの併用により拡張性の高いリモートアクセス環境が実現可能。

 またFirePass 7.で0は、Window 7や、IE8、Mac OS X 10.6などの最新OSやクライアントのサポートに加え、iPhoneなどのモバイル端末にも対応した。同時に、エンドポイント・セキュリティ機能を強化しており、MacおよびLinux環境に対応した最新のアンチウイルス、ファイアウォール、アンチマルウェア・ソフトウェア検知機能を提供する。Windows 7などの64ビットOSに対応したProtected Workspaceをはじめとする最新機能により、データ損失のリスクも低減させている。さらにFirePass 7.0は、FirePass ClientおよびBIG-IP Edge Client新製品との相互運用性を装備する。

 またデータセンターでVMware仮想化ツールを使用する場合、仮想デスクトップインフラにおいて同じ管理ツールでSSL VPN機能を管理できる。VMware ViewのWebクライアントとFirePassの統合により、顧客企業は追加のクライアントを配布することなく、リモートユーザーにVMware Viewを迅速かつ簡易に導入が可能。また、Citrix Xen Presentation Serverへのアクセスも強化され、エンドポイント検査の結果に基づいてXenApp ServerおよびPresentation ServerにSmart Accessフィルタを送信し、エンドポイントのセキュリティレベルに合わせたアクセスコントロールが実現できる。

 F5では、リモートアクセス単一の機能を提供するFirePassを、同時接続数2000までの中小規模向けのリモートアクセス環境を必要としている企業に向けて、販売活動および製品開発を実施するとのこと。価格はFirePass VE 仮想アプライアンスLAB版が16万円(税別)より。
《冨岡晶》
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